ちまちまと読んでいて、やっと読み終わりました… ガロアの時代 ガロアの数学〈第1部〉時代篇 (シュプリンガー数学クラブ) 作者: 彌永昌吉 出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京 発売日: 1999/07 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 42回 この商品を含むブログ (12件) を見る 彌永昌吉先生の書いた「ガロアの時代 ガロアの数学 <第一部>時代編」。 まず、一言… 面白かったーーーー!! というわけで、何が面白かったか?を、少しずつ書いてみようと思います☆ 1.著者の彌永昌吉先生 2.数学者らしい本 3.ガロアって、誰? 4.時は、19世紀フランス 5.数学の才能を認められなかった 6.決闘へ 7.激動の10代 8.5次以上の方程式は代数的に解けない 9.「無限」を相手に、「ないこと」を証明する 10.キラリと光る、美しい理論 11.数学的に、最高に面白い
今日の朝、起きてすぐ、LINEとTwitterを見て、 !!!!!!!! と、なりました。 呼吸が5秒くらい、止まった気がします。 そう、 ABC予想、解決!! headlines.yahoo.co.jp 京都大学 数理解析研究所の望月新一先生の論文(2012年に発表したもの)が、ついに「正しい」と認められ、専門誌に掲載される予定とのことです。 本当に本当にびっくり…! 週明けから、数学に詳しい人々にインタビューしてこようと思ってますが(その内容も、シェアしたいです)、 まずは取り急ぎ… ABC予想、何がすごいの!? というテーマで、書いていこうと思います!! 0.はじめに 2012年に、望月先生が論文を発表した時点で、 「ABC予想って何なの?」 と、色んな人に聞かれました。 今回も「解説よろしく」と、ちょこちょこ知り合いに言われます。 しかし、実は、私、 全然詳しくないです。 何も数学
留数定理 ブラックホールの研究に使う、と聞いたことがあります。 私の大好きな定理の一つ。 「複素解析」という、端的に言えば、「複素数平面上で微分積分しましょうよ」という分野を学ぶと、出てくる定理。 複素数は虚数を含みます。 2乗すると、-1になる数です。iです。 複素数平面での積分経路って、 うねうね くるくる しゅるしゅる してます。 それは、まるで、 走り回っちゃって、全然つかまらない子どものような、 悩みすぎて、自分の考えがぐちゃぐちゃしてるときのような、 道に迷って、変な道を行ったり来たりしてるような、 そんな感じです。 そんな「よくわからない」複素解析ですが、 定理は、流れ星のようにピカピカきれいで、研ぎ澄まされています。 「くるくる遠回りしてみたら?ピカピカの宝物が見つかるよ!」って、教えてくれてるようです。 突然ですが、 youtu.be 人生は夢だらけ。 私たちは自由だ!
多様性 「多様性が大事だ」と言われてるけれど、 私は、どのくらい大事にできているのだろうか。 そして、多様性は、なぜ大事なのだろうか。 似た人たちで集まった方が楽。 同じ言語、 同じバックグラウンド、 同じ価値観。 ギャップを埋めるための変な気苦労しなくていい。 なんで、苦しんでまで、多様性を選ばなければならないんだろう。 数学には「線形独立」というものがあります。 矢印が、そっぽを向いていれば、どこまででもいける。 でも、似た方向を向いていたら、一部の道を辿るだけ。 そんな話に、「線形独立」はつながっています。 これって、「違いがあるから、可能性が広がる」ってことを、数学のことばで教えてくれてるような気がするのです。 こわいけれど、明日、あの人と話してみよう。 可能性はあるのだ。 「違い」が世界を押し広げるのだ。空間すべてへ。
「数学を学ぶこと」とは、自分の先入観に気づくことだと、私は思っています。 2進数を人に教えるとき、 いかに私たちが10進数に囚われているのかを実感します。 数学は、 「また、何かを決めつけていませんか?」 と、恐ろしいほど、私たちに聞いてきます。 1+1=2なのですか? 距離は、メジャーや定規で測れるものなんですか? a×b=b×aなんですか? ここに次元は、本当にありますか? 数学の学習は、先入観を外すレッスン。 もっともっと純粋に知覚しないと…と、いつもいつも、数学に思わされています。 あの人のことを、私は嫌いじゃないのかもしれない。 あの人は、私のことを嫌いじゃないのかもしれない。 決めつけていないだろうか…と、 11/11の「1111」の並びを見て、内省するのでした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く