ブックマーク / kumasann.hatenablog.com (57)

  • 集団の中で積極的に動かないのは動いている人に失礼である - ありがとう熊さん

    新店オープンの応援に行った。新店オープンは、お客様が多く来店され、するべき仕事の量が多いため他店から多数の社員が応援にかけつける。この日も、こんなに応援の人数が必要なのかな?と思うほど多かった。しかし、新店オープンは、どれだけ忙しくなるのか分からない。だから、どんなに忙しくなっても大丈夫なように応援人数が多い方が安心だ。 そこでいつも問題になるのが、大人数で仕事をすると必ずといっていいほど手を抜く人が出てくることだ。レジや入口での受け付けは、ひっきりなしにお客様が来られるのでサボることが出来ない。しかし、売り場で商品補充をする人の中には、自由に動き回れるため、手を抜き、サボる人が出てくる。さらに、レジや入口での受け付けはお客様と一対一での仕事になるために個人に責任が集中する。しかし、売り場での商品補充は大人数でするために・・・ 「こんなにたくさんの人がいるから自分一人ぐらい手を抜いても大丈

    集団の中で積極的に動かないのは動いている人に失礼である - ありがとう熊さん
  • 意見が通りやすい時に気を付けることは自分本位の考えが芽生えやすいことである - ありがとう熊さん

    「もっとこうしたらいい」と自分の意見を積極的に言う 「会社のため」で意見は通る 思いもよらない上司からの返事 私のどこが間違っていたのか? 「もっとこうしたらいい」と自分の意見を積極的に言う 提案 周りに自分を認めさせたい気持ちが、必要以上に強かった時期がある。そのためにはどうすればいいか悩んだ私は、自分の意見を積極的に言うことにした。 「もっとこうした方がいい」と会社のことを真剣に考えて意見をした。実際に私が助言したことで仕事が良い方向に向かったこともあった。 「やはり、思ったことはどんどん言うことだ」 「自分がいいと思うことは遠慮なく言うことだ」 「遠慮していては何も変わらない」 と思うようになった。 「会社のため」で意見は通る 最初のうちはそれで良かった。それは会社の事を思うための意見だったからだ。それがいつしか自分の要求を満たす意見に変わっていった。 さも、会社のためというそぶりを

    意見が通りやすい時に気を付けることは自分本位の考えが芽生えやすいことである - ありがとう熊さん
  • サービス残業は周りに大きな気を使わせる - ありがとう熊さん

    自分の担当している場所だけをするわけにはいかない ギリギリの人員での営業 与えられた時間では足りない ただ働きのどこが会社に迷惑をかけているのだ? ただ働きを見て見ぬ振りできない理由 しかし私は反論した。 自分の担当している場所だけをするわけにはいかない 20代のころ、品スーパーのアルバイトをしていた。アルバイトでありながら一つの売り場を任された。とても大きなやりがいを感じた。 この任された売り場を完璧な状態で維持するのが私のこだわりになった。しかし、この売り場だけの仕事をする訳にはいかなかった。 ギリギリの人員での営業 店全体のことを考えて、違う作業も指示された。レジ業務、荷捌き業務、他にすることは沢山あった。 任された売り場のことが気になり、それだけをしたかったのだが、それは許してもらえる状況ではなかった。 ギリギリの人員で営業をしているようで、それは仕方のないことだと思った。 私が

    サービス残業は周りに大きな気を使わせる - ありがとう熊さん
  • 自分がいなくなれば心配なのは存在感を認めてもらいたい気持ちもある - ありがとう熊さん

    10年目のアルバイト君 「僕がいなくなれば困るのでは?」 もう少し経験を積んでから社員へ パートさんの話 10年目のアルバイト君 職場にとても気になるアルバイトの男性がいてた。彼は、大学生の頃からアルバイトをしていて今年で10年になるベテランだった。 そこの会社には正社員登用制度があった。頑張っているアルバイトに社員になれるチャンスを与えていた。 また会社としても出来るアルバイトを社員にすることで出来る人材を確保出来るメリットがあった。 そんな中で店長が、この10年アルバイトをしている彼に「社員にならないか?」と話をした。彼は最初快く「頑張ります」と返事をした。 「僕がいなくなれば困るのでは?」 しかしその数日後「やっぱり辞退したいと思います」と言ってきた。その時に私はそばにいてた。 店長と一緒に「なぜ?」と聞いた。「色々考えた結果です」「色々ってなんだ?」私たちの質問に「僕がいなくなると

  • サービス残業は周りに大きな気を使わせる - ありがとう熊さん

    品スーパーのアルバイトの話 一人ひとりの負担が増える背景 完璧にやり切りたい気持ち サービス残業は無視できない問題 サービス残業は周りに大きな気を使わせる 品スーパーのアルバイトの話 アルバイトでありながら一つの売り場を任された。とても大きなやりがいを感じた。この任された売り場を完璧な状態で維持するのが私のこだわりになった。しかし、この売り場だけの仕事をする訳にはいかなかった。 店全体のことを考えて、違う作業も指示された。レジ業務、荷捌き業務、他にすることは沢山あった。任された売り場のことが気になり、それだけをしたかったのだが、それは許してもらえる状況ではなかった。ギリギリの人員で営業をしているようで、それは仕方のないことだと思った。 一人ひとりの負担が増える背景 私が勤めていた地域のスーパーはとても価格競争が激しく、他店より1円でも安くと企業努力をしていた。さらに追い打ちをかけるよう

    サービス残業は周りに大きな気を使わせる - ありがとう熊さん
  • 上司へ不満をいきなりぶつける前にクッション役に話をすることで気持ちが救われる - ありがとう熊さん

    「くっそー。あいついい加減にしろよ」と怒りに震えている後輩君がいた。顔を真っ赤にしながら、イラついた声で「あいつ・・・」と言う彼に、何を怒っているんだろうと思い声をかけた。 原因は、店長の彼に対する対応だった。大きなトラブルが発生したのだが、その時は従業員全員が他の用事で手が一杯だった。そんな時に店長がたまたま公休なのに自分の仕事がたまっているからと出てきていたのだ。そこで後輩君は店長に、「大きなトラブルが発生しました。対応して下さい」」とお願いをしたのだ。すると・・・ 店長 「え?熊さん達は?」 後輩君 「熊さん達は別の対応で動けない状態です」 店長 「って言うか俺は休みだよ。当にもうー」 と言う会話の後、しぶしぶ店長は対応をしたのだ。ここで、私は疑問に思った。店長が愚痴を言ったのはどうかと思うけれど、結局は対応をしてくれているのだ。しかも、この時、まだ対応中で長い時間かかりそうだった

    上司へ不満をいきなりぶつける前にクッション役に話をすることで気持ちが救われる - ありがとう熊さん
  • 能力を見せることが難しくても心配りを見せることは出来る - ありがとう熊さん

    20代前半のアルバイト2人が口論になった。 「話を聞いてください」と2人に言われ、聞くことになった。 二人はお互いに相手の気に入らない部分を言い合った。お互いの粗探しをどんどんしているようで、次から次に出てくる相手の粗探しが話をこじらせた。 2人はほぼ同期、年齢は1つだけ違った。年上君が年下君の仕事に対して「もっとこうした方が段取りがいいだろ?」とアドバイスしたのがきっかけだった。 それから「言われなくても分かってる」 「何だ、その言い方は?」 「何だとは何だ?」 「余計なことは言わなくていい」 「それはこっちのセリフだ」と口論になり、それが大きくこじれてお互いの態度を責めるようになった。 きっかけはとてもささいなことだった。ささいな時にサッと身を引けばこじれなくてすんだことだ。 「何で、どちらも一歩引けないんだ?」私の問いかけに、彼らは、それでも相手が悪いと言った。彼らは一歩引くことが出

    能力を見せることが難しくても心配りを見せることは出来る - ありがとう熊さん
  • 証拠を掴まずに相手に「私がやりました」と言う言葉を期待するのは無責任な行為である - ありがとう熊さん

    小さな焼き鳥屋で修行をしていたときのこと。連日、夜遅くまでの営業で、ほんのわずかな睡眠しか取れずとても眠たかった。しかしやらねばならないのが仕込みだ。これは朝の10時からの単調な作業でとても眠気を誘った。 そんな仕込みの最中に店の外から「ガガガガ」と何かがぶつかった音が聞こえた。店の中が振動で揺れた。「これは何?」そう思った後、窓越しに一台の大きなトラックがゆっくりとまるでこちらの様子を見るように通り過ぎていくのが見えた。 そのトラックが何かをしたのかも知れないと思ったがすぐには見に行かなかった。 「めんどくさい。もし何かしたのなら相手から言ってくるだろう」と思ったからだ。しかし、数分しても何も言ってこなかった。言ってこないということは大したことではないのかもしれないと思った。 しかし、そう思うのはめんどくさいからそう思いたいだけで、もしかしたらとんでもないことになっている事も考えられた。

    証拠を掴まずに相手に「私がやりました」と言う言葉を期待するのは無責任な行為である - ありがとう熊さん
  • 「ついにチャンスがもらえた」と言った時に一緒に喜んでくれるのは一部の人だけである - ありがとう熊さん

    私はかつて職人をしていた。その3年目のことだ。1日でも早く仕事を覚えて一人前になりたいとずっと思い続けてきた。 しかし、上下関係が厳しく、なかなか重要な仕事が任せてもらえなかった。雑用だけで1日が終わる毎日が続いた。「チャンスさえ与えられたら自分は出来る。出来ないのはチャンスが与えられないからだ」と先輩たちを恨んだ。 同じ時期に入った仲間は、多かったが、ほとんど辞めてしまった。 後に入った後輩たちも、雑用ばかりの毎日に嫌気がさし、どんどん辞めてしまった。そんな厳しい世界でも、すんなりとチャンスが与えられ、重要な仕事を任される人もいた。 いわゆるセンスの良い人である。今から思えば私がいつまでも肝心な仕事をやらせてもらえなかったのは自分の不器用さが原因なのだが、そこを認めたくない私は、すんなりとチャンスをもらえている人に嫉妬をした。 「あいつと俺の何が違う?」とイライラした気持ちになった。自分

    「ついにチャンスがもらえた」と言った時に一緒に喜んでくれるのは一部の人だけである - ありがとう熊さん
  • 読まれた感想をいただくとすごく嬉しい - ありがとう熊さん

    はてなブログ「しいたけとが好き」で 「あやしい催眠商法だましの全手口」の読まれた感想を書いていただきました。 ありがとうございます。 販売日のちょっと前にアマゾンで注文したもののかなり品薄らしく入荷が遅れ、数日前にやっと届いたそうです。 ブログと同様に落ち着いた語り口の展開で安心して読み進めることができたそうです。 自分だまされない、いざとなっても断れるから大丈夫と思っていても、プロによる完成されたシステムとある種の"情熱”の前には全くの無力ということを感じられたようです。 「保険屋さんの勧誘を断るのにさえ毎回一苦労してますのでこれはよくわかります」とのこと。 そうですよね。催眠商法は大勢の前で話をする講師と、個別に購入を促すアシスタントの連携プレーで行われます。 アシスタントは、客の個性に合わせた接客で情にからめとり断りにくくさせるのです。 特に断れない性格の客を嗅ぎ分け、そこに力を集

    読まれた感想をいただくとすごく嬉しい - ありがとう熊さん
  • わっとさんのブログ「しいたけられたしいたけ」で本を紹介されました。 - ありがとう熊さん

    はてなブロガーのわっとさんが、僕が書いた「あやしい催眠商法だましの全手口」を紹介してくださいました。 うれしい。ありがとうございます。 11月2日発売の前にAmazonで予約をしてくださっていたのに、Amazonの在庫がなくなってしまい、1か月待ちの状態になっていてご迷惑おかけしました。 でも、実際は1か月待ちではなく、先週末に家に届いたようですね。 読んでみて、「特殊詐欺と同様、催眠商法も産業システムみたいなものができているのか?」と思ったそうです。 そうなんですよね。 産業システムが出来上がっています。 法律の範囲内ギリギリなので警察には捕まりません。 過去に東京都から業務停止の行政処分を下された会社もあるのですが、それはごく一部です。 会社の規模が大きく、被害者も多く、その悪質性が目立たないと行政処分は下されません。 そして、わっとさんは、このように言っています。 「ということは、

    わっとさんのブログ「しいたけられたしいたけ」で本を紹介されました。 - ありがとう熊さん
  • はてなブロガーの僕がダ・ヴィンチニュースに取り上げられたよ - ありがとう熊さん

    ダ・ヴィンチニュースです。 面白いとか、ためになるを紹介している有名なサイトですよね そこで、僕が書いたが紹介されました。 ううう・・・嬉しいです。 ありがとうございます。 そこで、今回はそのレビュー記事を読んだレビュー記事を書きたいと思います。 まず、レビューの冒頭に出てくる熊さんの紹介はなかなかのナイスな仕上がりです。 レビュー主の読み手に想像させる力とでもいうのだろうか、「なるほど~」「で、それは何なの?」とぐいぐい話に引き込まれる感じ。 そして、つかみの話が終わったと思いきや、今度はねこまき先生の漫画が登場する。 なんだ、この可愛らしくも、ちょっぴり怖い漫画は?さすが漫画界の巨匠。 催眠商法ならではの、お年寄りを楽しませる講演会の雰囲気が分かりやすい漫画。 その講演会では、お年寄りが喜びそうな楽しい話が繰り広げられている。 業者の目的を知らなければ、それは吉新喜劇やきみま

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  • はてなブログは出版社から好印象で書籍化に有利だと知りました。 - ありがとう熊さん

    もうすぐ僕が書いたが出版されます。 あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと 作者: ロバート・熊,にゃんとまた旅/ねこまき 出版社/メーカー: 自由国民社 発売日: 2018/11/02 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る この出版の目的は「被害に遭われる方を一人でも減らすため」です。 しかし、出版の動機はもう一つあります。 それは「自分のを出すこと」が子供のころからの夢だったからです。 そのため、いろいろな企画書を出版社に提出してきましたが、全てボツになりました。 そこで、最後の切り札として「催眠商法の講演内容を世の中にばらす」という決意をしました。 これに興味をもってくれた出版社である自由国民社の編集者のPさん。 Pさんと今年の1月に面談をしてもらった時のことです。 面談とは、を正式に出版するかどうか検討中の段階で、を出版したい人と

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  • 催眠商法に入社して1年目 - ありがとう熊さん

    いろいろな会社を転々としてきた僕 どこ行っても上手く行かない。 不器用。要領が悪い。 そんな僕にいい仕事ないかな? でも求人見ても、どれもこれもピンとこない。 なんだろうこれ? 健康品の開発販売 ノルマ無し 戸別訪問無し 健康品の販売? これ、よさそう。 面接で簡単に採用された。 上司「じゃあ、営業所に行こうか」 どんな営業所?期待と不安。 着いた先は、コンビニの跡地。 健康品・自然品という看板や旗などで派手に飾られたお店。 なんだここは? 畳がひいてあり、その上に、じいさんやら、ばあさんやらが座ったり、寝転んだり、お弁当をべたり、不思議な光景だった。 なにかの宗教? どうやら、お昼の休憩時間は客がくつろいでいるようだ。 私は上司と一緒にその後ろを通り過ぎ裏場に向かった。 途中、じいさん、ばあさんのこそこそ話が聞こえた。 「ねぇねぇ、あれって新人さんかな?」 私は、「こんにちは」

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  • 催眠商法の現場から3日目 - ありがとう熊さん

    3日目、午前の部 「は~い、はじまりま~~す」 パチパチパチパチ・・・・ 店長の司会 さあ、みなさん、おっはようございま~~す。 老人 「おはようございま~~す」 いや~~すごい熱気ですね。外は寒いけれど中はポッカポカ。 朝から嬉しいことにね、みなさんに昨日お配りしただしの素 「さっそく、お味噌汁に使ったよ~」 「さっそく、炊き込みご飯に使ったよ~」 って言ってくれてね みなさん、試してくれました? 老人 「は~~い」 おっ、そこの元気なお母ちゃん、何に使ってくれました? お母ちゃん 「お味噌汁に使ったら、孫が美味しい、美味しいって・・・」 聞いてくれました~~聞いてくれました~・・・店長がコミカルに踊る。 老人 「ははははは」 あのね、みささん、昨日社長が説明したけどこれには何が入ってますか? 北海道産の~~~ 老人 「日高昆布~~」 鹿児島県枕崎産の~~~ 老人 「かつおぶし~~」 み

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  • 長い年月と多くの先輩方が今のやり方をつくってきたという重み - ありがとう熊さん

    私が賃貸不動産の営業の会社で勤めていた時のことだ。 会社でもトップクラスの営業成績を誇る先輩に仕事を教えてもらった。 何度も何度も、話の持って行き方を教えてもらった。 しかし、私は教わった話の持って行き方に大きくアレンジを加えてしまった。 なぜ?それは、自分を出したかったからだ。 俺には俺のやり方があるという若かりし、血気盛んな時期だった。 しかし、それでも契約が取れた。 なぜ契約が取れたのか? それは、急ぎで部屋探しをしているお客様だったからだ。 つまり、よほど変な営業をしない限りは契約する気満々のお客様だったからだ。 そんな私の姿を見て先輩は「ずいぶんアレンジを加えたんだな」と言った。 「あっ、怒られる」と私は身構えた。 そんな私に先輩はつづけた。 「もしかしたら熊君のやり方が正解かもしれないな」と。 「いきなり何を言い出すんだ?」ときょとんとする私に先輩は・・・ 「この営業はまだまだ

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  • 今の会社に定年まで居座ろうかな - ありがとう熊さん

    「私よりも早く辞めないでね」 と同僚のアラフォーさんに言われたことがある。 慢性的な人手不足で完全に手が回らない。 「こんな会社辞めてやる」と思いつつも、 辞めたらどうする?で結局辞めない私たち。 そんな状況で、自分よりも先に辞められたら困るのだ。 しかし、ここ最近は労働環境改善が叫ばれるようになり、ここ数年で、ずいぶん会社は変わってきた。 「そんなに早く帰りたいのか?」と怒っていた店長が、「早く帰れ」と指示するようになった。 「労働時間をきちんと守れ」という嬉しい変化。 そんな嬉しい変化にアラフォーさんは言った。 「頑張って、一緒に定年まで居座ろうな」と。 「居座る」というのは、まるで「出ていかない厄介者」のような表現だが それはそれで、良しとしよう。 この言葉が出てきたときは会社がホワイトな道を進みだした証拠だと思うからだ。

    今の会社に定年まで居座ろうかな - ありがとう熊さん
  • 素直でない人に「素直になれ」と指導されたことで学んだこと - ありがとう熊さん

    居酒屋の師匠に弟子入りしたことがある。 私を半年で一人前にするため、とても厳しく指導して下さった。 そこで口癖のように言われたのが、「もっと素直になれ」だ。 教えてもらう立場の人間が素直になることは必要だ。 教えてくれる人が長年試行錯誤して身に付けたことは素直に従う。 それが仕事を覚える近道になる。 しかし、師匠は全然素直ではなかった。 自分と違う考えの人には絶対に折れなかった。 どれぐらい素直でなかったのか? それは、頻繁にお客様と口論になっていたぐらいだ。 クレームも多かった。 師匠には、道ですれ違ったら思わず避けてしまうような威圧感があった。 なので、師匠ではなく私たちにクレームを入れてくるのだ。 「なんだあの店長は?他の客と煙草をぷかぷかして、バカ騒ぎして、」と言われたことがある。 カウンターに座っている常連客の横に座り、世間話をする。小さな居酒屋ならではの接客として、これはこれで

    素直でない人に「素直になれ」と指導されたことで学んだこと - ありがとう熊さん
  • 「おい、あれ見ろよ」と障害者を指さし笑った男の末路とは - ありがとう熊さん

    人を笑いものにする行為 人を笑いものにする行為がモラルに反するということは明らかですが、世の中には、人を笑いものにする人たちが多いように思います。 9回以上転職を繰り返して思うことは、人を笑いものにするネタで盛り上がる従業員たちを山ほど見てきました。 モラルに反する行為だと知りながらも、いい大人が盛り上がり、お互いに毒を吐きあう。なぜ、言わずにはおれないのでしょうか? 人を笑いものにしたがる心理 面白がっているから。陰であだ名をつけ、それを笑う行為など、面白おかしく言い合うことで、無邪気に笑いたいという心理。悪意のある笑いです。 共感を求めているから。「そうそう、私もそう思っていた」と自分の中の相手への軽蔑の感情をお互いに認め合いたがる心理。悪意の共感です。 ストレス発散にしている。特に対人ストレスの多い接客業などでは、気に入らないお客様のことを笑いものにすることで、心を落ち着かせようとす

    「おい、あれ見ろよ」と障害者を指さし笑った男の末路とは - ありがとう熊さん
  • 片付けなければ帰れない。 - ありがとう熊さん

    人件費がオーバーしたため 残業が禁止になりました。 それに不満を持ったアルバイト君。 自分のやりたい仕事だけやって 片付けを残すようになりました。 同僚のアラフォーさんも被害を受けているようです。 「早く帰れ」と言われているのは アルバイトだけではなく、社員も同じだと話しました。 閉店後、まずは片づけをしてほしい。 そうでなければ、帰れないというお話でした。

    片付けなければ帰れない。 - ありがとう熊さん