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科学哲学に関するharuharu36のブックマーク (2)

  • Daily Life:内井先生からのコメントと伊勢田のリプライ

    September 19, 2009 内井先生からのコメントと伊勢田のリプライ 先日のメモに対して内井先生からお返事をいただきました(ありがとうございます)。許可をいただいたので、私信部分をのぞいて転載するとともに、わたしからのお返事をそのあとに書きます。 『単なる「多様性増加」ではなく「分岐」の原理である以上、ここまでふくめて「分岐の原理」のような気もするし、内井先生のイラストレーションも実質はそうなっているわけであるが、他方ダーウィン自身の定式化には中間的な変種の絶滅は含まれていない。 あと、現代のフィンチの研究の例がダーウィンの分岐の原理の実例だというのは疑問がある。内井先生の分析では、分岐の原理の大前提はある種が生息可能な上限を超えて増えようとしている、という状況設定だったはずだが、フィンチの例は単にそれぞれの環境にあわせて自然選択が働いた例ではないか(だったらウォレス流の形質分岐

  • Daily Life:ダーウィンの思想

    September 17, 2009 ダーウィンの思想 学期がはじまって大変な事になる前にということで読み進める。 ダーウィンの思想―人間と動物のあいだ (岩波新書) 著者:内井 惣七 販売元:岩波書店 発売日:2009-08 おすすめ度: クチコミを見る 第三章までは「ダーウィンのデモン」という視点が出ている以外は、スタンダードな解説だが、第四章でダーウィンの分岐の原理の概念の分析という内井先生のオリジナルな研究が展開されはじめる。 ダーウィンとウォレスの「分岐」の違いというのはわたしがM1のときに先生が講義でされてた話で、そのときに論文にもなっているが、一般向け書籍に書かれるのははじめてではないか?「種の起原」を読んでも「種の大著」を読んでも何を言っているのかよくわからない箇所が大変あざやかに解説されていて、書の読みどころの一つ。 ここの箇所で疑問点があったのでメモ。 分岐の原理と中

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