2024年4月3日のブックマーク (2件)

  • 『ときを紡ぐ  昔話をもとめて』 | 荒野に向かって、吼えない…

    小澤俊夫著 『ときを紡ぐ  昔話をもとめて』 昔話の研究者としても知られるドイツ文学者、小澤俊夫による自伝的回想。「このは、季刊誌『子どもと昔話』に連載中の「糸つむぎ」のうち、回想的な部分をまとめたもの」である。 1994年に俊夫は道癌と診断された。「ウィーンで働いている長男淳にも伝えた。東京で忙しく音楽活動をしている次男健二にも伝えた。ぼくの弟たちにも伝えた」。 言うまでもなくこの「次男健二」とはあの小沢健二のことである。手術当日、「が早く来てくれたが、健二はなかなか現れない。そのうちに電話があり、「寝坊した。今から行く」という。タクシーで駆けつけたそうで、ぼくが病室から運び出される直前に到着した。ぼくは、車つきのベッドで手術室へ運ばれ、入り口でと健二と握手して別れた。ぼくは戻れるのだろうか、とそのとき思った」。 俊夫が不安にかられたように、軽いものではなく手術は六時間に及ぶもの

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2024/04/03
    "ノートを持ってきて、メモを取りながら俊夫の話を聞いた。「ぼくからみたら、民俗学の神様のように偉い先生である。それが、どこの馬の骨ともわからない、大学院生のいうことをメモなさる" →ブクマ。
  • ビートルズの時代 その3 - 本と奇妙な煙

    ポールの一人旅 遂にポールもLSD体験 「アイ・アム・ザ・ウォルラス」 マジック・アレックス ブリジット・バルドー 「ヘイ・ジュード」 『トゥー・ヴァージンズ』 チャールズ・マンソン エルヴィス・コステロ 新語考 さようならブライアン・エプスタイン 前回の続き。 ワン、ツー、スリー、フォー:ビートルズの時代 作者:クレイグ・ブラウン 白水社 Amazon ポールの一人旅 一九六六年八月二十九日、ビートルズは(略)「ロング・トール・サリー」でサンフランシスコのキャンドルスティック・パーク球場でのショーを締めくくった。「来年また会おう」とステージを降りながらジョンは言った。そのあと四人は装甲車に乗り込み、走り去った。それがビートルズ最後の正規のコンサートとなる。 (略) 雨降りのセントルイスでとりわけ惨めなショーを終えて、がらんとした窓もないトラックに連れていかれたところで、ポールが他の三人に

    ビートルズの時代 その3 - 本と奇妙な煙
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2024/04/03
    "父親のロスは息子に、自分の父がジョー・ロス・オーケストラで歌っていたなどとは絶対に口にしてはいけない、さもないと真面目に相手にしてもらえないぞと助言""名前をエルヴィス・コステロに変える" →ブクマ。