ブックマーク / jp.korea-np.co.jp (1)

  • 朝鮮新報 〈歴史×状況×言葉 朝鮮植民地支配100年と日本文学〉 第15回 村上春樹(上)

    エルサレム賞受賞式でスピー チする村上春樹氏。イスラエ ル軍によるガザ空爆に言及し ながら、「高くて、固い壁があ り、それにぶつかって壊れる 卵があるとしたら、私は常に 卵側に立つ」と述べた 前回からしばらく間が開いたので、連載再開にあたり閑話休題、というわけでもないが、少し趣向を変え今回は現代作家を取り上げようと思う。2009年、村上春樹が発表し爆発的なセールスで社会現象となった「1Q84」について見てみよう。というのも、朝鮮植民地支配から百年目を迎える時期に書かれたこの作品にも、一人の朝鮮人が登場するからだ。 続編の「BOOK3」まで出され、複雑な構成を持ったこの3巻の長編を詳らかに検討する紙幅はないが、とは言え、今回はまず作品をいかに読むかということについて私見を述べておきたい。 現実の1984年の日と、「1Q84」なる不思議な世界。2つのパラレル・ワールドで二人の主人公青豆と天吾

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2014/06/16
    "連合赤軍事件やオウム真理教を思わせる過激派およびカルト教団の内的根拠や当事者心理には踏み込まないばかりか、両者を同根の病理としてひと括りにする設定" →そういう点だと、大江『政治少年死す』は良作。
  • 1