ブックマーク / bijutsutecho.com (6)

  • アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も

    アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も アーツ前橋の作品紛失をめぐり、いまだ事態が収束しない。前橋市に情報公開請求して入手した資料をもとに、作品紛失に関する経緯や問題点を整理。また同館の労務管理に関する問題も取材した。 文=白坂由里 アーツ前橋 アーツ前橋(群馬県前橋市)が、高崎市出身の作家2人の遺族から借用した6作品(木版画4点、書2点)を紛失した問題をめぐり、2020年11月の公表からいまだ事態が収束しない。2021年3月、作品紛失の原因や対応について調査委員会がまとめた調査報告書に対し、すでに退任を発表していた住友文彦館長(当時)が反論会見を開き、館長を退任した。 作品紛失にも増して問題となっているのは、遺族への報告の遅れだ。2020年1月に紛失が確認されてから遺族への謝罪まで約6ヶ月もかかっている。この原因として、調査報告書では

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    haruhiwai18
    haruhiwai18 2021/06/11
    "異を唱える者には叱責や蔑むような発言をする場面もあり、それは他者もいる場で行われるため、見聞きされている。開館早期から過重労働が常態化し、それぞれが自身のことで手一杯になっていた" →ぐう畜館長
  • 2つの原爆資料館、その「展示」が伝えるもの。小田原のどか評「広島平和記念資料館」

    2つの原爆資料館、その「展示」が伝えるもの。小田原のどか評「広島平和記念資料館」2019年4月、広島平和記念資料館で1955年の開館以来3度目となる展示リニューアルが行われた。「実物資料で表現すること」などを展示方針に掲げたこのリニューアルでは何が変わり、何をもたらしたのか? もうひとつの資料館である長崎原爆資料館における加害展示論争とともに論じ、彫刻家・彫刻史家の小田原のどかが、いまだ見ぬ「国立の戦争博物館」における展示の未来について問う。 文=小田原のどか 平和資料館館の「ホワイトパノラマ」 提供=広島平和記念資料館 被ばく者なき後に 2019年4月、広島平和記念資料館の全面改修が完了し、1955年の同館開館以来3度目となる展示リニューアルが行われた。これに際し広島では、2010年から有識者を交えた検討会議が25回開かれ、どのような展示がつくられるべきかの議論が重ねられていた。ここで

    2つの原爆資料館、その「展示」が伝えるもの。小田原のどか評「広島平和記念資料館」
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    haruhiwai18 2020/08/07
    "特に朝鮮半島の人たちは『たまたま』広島にいたわけではない」(*6)として、大日本帝国の植民地支配によって故郷を離れることを余儀なくされたという背景が展示からは読み取れない" →論点が押さえられている
  • ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表

    ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表今年初の開催を予定している「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」で、総合ディレクターの中尾浩治が辞任。緊急声明を発表した。 「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」のロゴマーク 総合ディレクターが抗議の辞任。新設される「アート委員会」とは? 今年9月12日〜11月15日の会期で予定されている広島県初の大規模芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」で、総合ディレクターの中尾浩治(アート・マネジメント・しまなみ代表)が3月31日付で辞任、緊急声明を発表した。 同芸術祭をめぐっては今年3月、実行委員会や企画部会とは別に、展示内容を事前選定する検討委員会設置の方針を県が表明。美術界からは「検閲に当たるのではないか」として大きな反発が起こっている。中尾の辞任と緊急声明は、こうした県の

    ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表
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    haruhiwai18 2020/04/09
    "ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表今年初の開催を予定している「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」で、総合ディレクターの中尾浩治が辞任" →アーティストの矜持
  • 文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して補助金の不交付を決めた問題で、その決定過程の議事録が存在しないことが明らかになった。 京都にある文化庁の地域文化創生文化庁が「不交付」の決定を下した、あいちトリエンナーレ2019に対する補助金約7800万円について、その不交付を決定した審査過程の議事録が存在しないことがわかった。日共産党村伸子議員がTwitterで明らかにした。 これは、村議員が文化庁に対して問い合わせをした結果判明したもので、京都にある文化庁地域文化創生部が10月1日に回答したもの。 10月1日、文化庁から 「あいちトリエンナーレへの補助金不交付を決定した審査の議事録はございません。」 との文書が国会事務所に届きました(怒) どのような審査で「不交付」が決まったのか知りたいと文化庁に要求していた回答です。 pic.tw

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず
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    haruhiwai18 2019/10/02
    "「文化・芸術分野における公的資金助成外部審査員従事者等有志」によって、決定前に外部審査員の意見聴取がいっさい行われず、文化庁内部のみですべての審査が行われたことが明らかにされて" →文科大臣のご意向
  • 2018年展覧会ベスト3 (美術家、美術批評家・黒瀬陽平)

    2018年展覧会ベスト3 (美術家、美術批評家・黒瀬陽平)数多く開催された2018年の展覧会の中から、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術家、美術批評家の黒瀬陽平編をお届けする。 鴻池朋子 Dream Hunting Grounds(部分) 2018 「鴻池朋子展 ハンターギャザラー」展(秋田県立近代美術館、2018)展示風景より ©Tomoko Konoike 「山のような 100ものがたり」 (東北芸術工科大学キャンパス、2018年9月1日~24日)「山のような 100ものがたり」より、「現代山形考 -修復は可能か? 地域・地方・日-」(山形ビエンナーレ2018)の展示風景 撮影=根岸功 山形ビエンナーレ内の1プログラムであり、画家の三瀬夏之介によるキュレーション。体の山形ビエンナーレ自体はコンセプトも曖昧で、地元作

    2018年展覧会ベスト3 (美術家、美術批評家・黒瀬陽平)
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    haruhiwai18 2018/12/31
    "民藝とは、良くも悪くもイデオロギーとして人工的につくられた概念であり、そのことに対する再検討抜きで称揚すべきものでは決してない。しかし本展は…ひたすら民藝をフェティッシュとして愛でる" →ひでえな(小波
  • 杉本博司が文化功労者に選出。 「国威発揚を文化を通じて行っていく」

    博司が文化功労者に選出。 「国威発揚を文化を通じて行っていく」政府は24日、平成29年度の文化勲章・文化功労者を発表。現代美術家・杉博司が文化功労者に選出されたことがわかった。 杉博司 小田原文化財団 江之浦測候所にて撮影 「文化功労者」は、文化の向上や発達に関して、特に功績のあった人を顕彰する国の制度で、毎年15人程度が認定されている。昨年、草間彌生が受章した「文化勲章」は文化功労者のなかから選ばれることから、文化功労者は文化勲章に次ぐ名誉とされている。 平成29年度(2017)文化功労者に選ばれた杉博司は1948年東京生まれ。写真をはじめ、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆などその活動は多岐にわたる。代表作は「海景」、「劇場」、「建築」シリーズなどで、近年では東京都写真美術館のリニューアル開館記念展「ロスト・ヒューマン」展(2016)で文明の終焉を提示したことが

    杉本博司が文化功労者に選出。 「国威発揚を文化を通じて行っていく」
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    haruhiwai18 2017/10/26
    "日本文化の特殊性は、その豊かな自然に囲まれて過ごした縄文の1万年によるのではないか""自然と共生することのできる文明、それは日本人の感性の中にある" →うわっ、梅原猛みたいなこと言いだし始めたぞ!w
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