ブックマーク / kobe-eiga.net (2)

  • レポート|神戸映画資料館

    2008年4月26日(土) 山根貞男連続講座 [加藤泰の世界]4報告《円形の輝き》を、若き映画研究者、北浦寛之氏がご寄稿くださいました。 《寄稿》 円形の輝き 北浦寛之 美空ひばりを除いて、東映では女優が主役を張ることが皆無に等しかった1966年、お姫様女優として活躍していた桜町弘子が主役となり、なんとそれまでと正反対の女郎役を演じるという、画期的な映画が加藤泰の手によって生み出された。その映画こそ、第4回目の連続講座 [加藤泰の世界]において批評の対象となった作品『骨までしゃぶる』である。 洲崎新地の遊郭を舞台に、貧しい環境のせいで売られてきた娼妓たちを、資家である経営者たちがあらゆる面で徹底的に搾取する、字義通り「骨までしゃぶる」様子が描かれていく。そして、骨までしゃぶられる娼妓たちの何人かは、遊郭を抜け出そうと決意する。山根貞男が今回の講座で展開していった論考は、そんな、骨までしゃ

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2018/05/11
    "結果は同一でも、釘を打つひと振りずつは、微妙に毎回ちがう。単純作業のなかにも、過程があり達成がある。これが、柳澤が描こうとした人間のすがたなのではないか。" →実にファンク(音楽)だ(こなみ
  • 山根貞男連続講座 [加藤泰の世界]3 報告 | レポート|神戸映画資料館

    2008年3月29日(土) 山根貞男連続講座 [加藤泰の世界]3報告《長谷川伸の遺産》を、若き映画研究者、羽鳥隆英氏がご寄稿くださいました。 《寄稿》 長谷川伸の遺産 羽鳥隆英 『大江戸の侠児』(1960)から『みな殺しの霊歌』(1968)へというように、これまで傍流に置かれてきた作品に光を当ててきた連続講座《加藤泰の世界》は、第三回目で方向を大きく転換し、加藤泰の代表作の一である『緋牡丹博徒 花札勝負』(1969)を取り上げた。すでに英語圏においても、Red Peony Gambler: Flower Card Matchという、日語圏の人間にはいささか微笑ましい《邦題》とともに、その独自性が映画学者たちの耳目を集めている『花札勝負』は、 <註1>日においても仁侠映画の傑作として、従来から高い評価を受けてきた。この古典的な作品に、山根貞男は、果たしてどのように挑むのであろうか。 加

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2015/03/15
    "加藤は博徒に他人の窮地を救うことができるのかという、仁侠映画の根幹を揺るがせかねない疑念を抱いていた""理想化された侠客像を描くのではなく、市井の男女を低い目線から描くこと" →加藤泰の凄さw
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