ブックマーク / mojimoji.hatenablog.com (3)

  • 7月20日だから書いておきたいこと - モジモジ君のブログ。みたいな。

    占領下パレスチナを題材にしたドキュメンタリー映画「プロミス」にて。映画の中で、イスラエルとパレスチナの両方の少年たちが、一日一緒にサッカーをしたりして仲良く交流する。その後で感想を聴くシーンで。イスラエルの少年が交流を通じての和解の可能性を語っていたのに対して、パレスチナの少年は別の感想を抱く。「仲良くしたい。でも、仲良くしちゃいけない気がする」、文言は正確ではないが、パレスチナの少年はそのようなことを言った。 当時、「イスラエルの少年は寛容だけど、パレスチナの少年の方がよくないね」と感想を言った人もあって驚いたけれど、もちろん、これはそんな話ではない。パレスチナとイスラエルの間を隔てる検問所。分離壁。イスラエルによってほとんど一方的に振るわれる暴力の数々*1。それらの非対称な関係をどちら側から見ているのか。それが少年たちの発する言葉の違いに現れているのだろう。問題は仲良くするかどうかでは

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    haruhiwai18
    haruhiwai18 2014/07/21
    "クリティカルな話題を抑圧しないでいること…こそが本当の意味で私たちの関係が「仲良く」あるのかどうかの試金石""虐殺は…だけでなく イスラエルの人々の未来をこそ破壊する" →(状況) 「腹を割って話そう」
  • 愚行権とか、啓蒙の暴力とか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「問題は疑似科学ですらない」@地下生活者の手遊び 「愚行権」にせよ、「啓蒙の暴力」にせよ、実に粗雑な使われ方をしてるのをよく見かける。あまりに酷いので、当面、自分で使うのは自粛しているくらいなんだけど、またか、という感じではある。 「愚行」を支えるもの とりあえず、愚行権とはどういうものか、tikani_nemuru_M氏の記事もあるわけだが、そのまた元ネタであるところのミル『自由論』に遡って引用してみる。 ……社会が個人として強制と管理という形で干渉するとき、そのために用いる手段が法律による刑罰という物理的な力であっても、世論による社会的な強制であっても、その干渉が正当かどうかを決める絶対的な原則を主張することにあるのだ。その原則はこうだ。人間が個人としてであれ、集団としてであれ、誰かの行動の自由に干渉するのが正当だと言えるのは、自衛を目的とする場合だけである。文明社会で個人に対して力を

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    haruhiwai18
    haruhiwai18 2013/06/30
    "忠告したり説得を試みたり懇願したりすることは、愚行権を侵害するとはみなされていない""他者の行為を「愚行」として禁止しようとするマジョリティに対して向けた一種の韜晦" →「愚行権」の出自について。
  • ベ平連と脱走米兵──声の「横領」を批判する - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「もしスウェーデンに行けたら、奥さんはどうなる?」 と訊くと、 「あとでワイフを呼ぶことにしている。ワイフは基地に勤務して八年になる。あと二年働けば、二千ドルの退職金が手に入る。二人でスウェーデンで暮らすつもりだ」 と、すでに酩酊した力のない顔で、 「ほんとうは日で暮らしたいんだ。オレ、ヤキトリが好きなんだ。屋台で飲みながらヤキトリをう。あんなうまいものはない。オレがまだベトナムへ行く前、厚木基地の兵隊クラブの管理人をやっていた。その頃、ワイフと焼き鳥屋へよく行った。家の近くの店に」 クメッツは涙声になった。 「オレ、日へ住みたいんだ。ワイフと焼き鳥屋をやりたい。焼き鳥屋のマスターになるのが夢だったんだ」 クメッツは先に布団を敷いて寝た。(『ベ平連と脱走米兵』p.20) ベ平連と脱走米兵 (文春新書) 作者: 阿奈井文彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/09メディア:

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    haruhiwai18
    haruhiwai18 2012/04/14
    "そのように願わなければならない状況そのものを呪いつつ、そのように願わなければならない""どこかの当事者の言葉を「横領」しつつ貶めるのだ。それは下品なふるまい" →下手な歴史修正より、厄介な"横領"。
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