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訃報に関するharukazeのブックマーク (3)

  • その後の追悼・ほんとうのさようなら/栗本薫

    もう少しだけ栗薫とわたしについて話をさせてほしい。 栗薫が死んだという一報を聞いた時、わたしはまったく動じなかった。なにも心が動かなかったといってもいい。 すい臓ガンに冒されていることはずいぶん前から知っていたし、今年の春先の「グイン・サーガ」アニメスタートの時に世間に見せた、とても56歳にはみえない彼女のやせ衰えた姿に、最期の時はもう間もなくだろうことも、わかっていた。 だから、明日の天気を聞いた時のように、わたしはその事実をこともなげに飲み込んだ。 なのに、いざ追悼文でも書こうと栗薫のことを思ったときに、わたしは混乱した。 どう言葉にすればいいのかわからなくなって、ぜんぜんうまく書けなかった。ひとまずこんなご丁寧で冷静な言葉では違う。 もっと今のわたしは感情的で、偏執的で、思い込みが激しくって、熱くて、支離滅裂で、無茶苦茶で、愚かで――、そう、栗薫のようにどうかしていると、思っ

  • 追悼・栗本薫の馬鹿が死んだ

    その後の追悼・ほんとうのさようなら/栗薫 (記・09.05.30) 浜名湖うなぎさんと栗薫 中島梓・追悼ファンブックを刊行しています。 新刊は栗薫とJUNE。(11.07.03)。通販サイトはこちら。 胸くそわりぃ。 栗薫がついに死にくさりやがったってんで、追悼がわりに生前に絶賛していたコンビーブごはん、作ったんだが、胸焼けするくそまずさ。最悪だ。 米三合にコンビーフ三缶、バター、コンソメ、塩コショウで炊き込むって、馬鹿じゃなかろうか。三缶きちんと入れたのかって、入れるわけねーだろ。一缶入れた段階で、釜の中は阿鼻叫喚、見た目ほとんどゲロ。ふざけんなっての、俺を殺す気か。 色々と見なかったことにして炊き込んでみたが、台所に立ち込めるこのいやな脂の匂い。仕上がり釜を見て笑ったね。なんだよ、これ。全てが赤黒いでやんの。 飯は脂を吸ってくっさいは、残った赤肉はパッサパサで見た目は糸ミミズの

  • 栗本薫氏が星船で出航─精神生命体「豹頭王の花嫁」封印のためか - bogusnews

    作家の栗薫氏が惑星外文明の星船で宇宙に旅立っていたことが、27日までにわかった。人々を牛耳っていた 悪の精神生命体「豹頭王の花嫁」 を封印すべく道連れに出航したものとみられ、識者は「すでに自爆した可能性もある」と指摘している。 栗氏といえば出自はナゾに包まれながらも、かつて同人の国「パロ」に降り立ち王族姉弟である「ヤオイ」と「SF者」のネタ不足を助けた武勲などで知られる勇者。作家と評論家の二つの才に秀で、襲い掛かる編集者や読者をバッタバッタとなぎ倒す豪腕無双はギネスブックにも認定されそうなほどであった。 しかし、最近では 「長編作品を予定の100巻で終わらせられなくする」 能力をもった恐るべき精神生命体「豹頭王の花嫁」に苦戦を強いられていた。今回の星船による旅立ちは、豹頭王の花嫁をだまして惑星外に追い出し爆破することでケリをつけようという最終手段に出たものと見られ、失敗すれば栗氏自身

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