そんな会話が地球のNASAと、火星上で地上探査しているSpirit Roverの間でなされているとかされてないとか。 すでに約6年も火星で生活し、今は裏方に回って粛々と火星の年代について調査しているんですが、未だに火星の砂にスタックしちゃうんだとか。さらに「健忘症」と呼んでる持病をもってて、せっかく記録したデータがたまに飛んじゃうんだそうで、NASAの研究者は頭を痛めてます。 原因不明ですが、夜になって眠る(パワーダウンする)と記憶(フラッシュメモリ)が消えちゃうそう。フラッシュなんですから消えるはずないんだけど、きっと火星人の光線銃攻撃を受けているに違いありません。症状が日増しにひどくなっているので事態は深刻ですが、もともと90日間の使用予定でしたからよくぞここまで持った、というのが実情でしょうね。 [MSNBC] Jack Loftus(原文/野間恒毅)
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