中国でメジャーな観光スポットといえば、北京の「万里の長城」や「天安門広場」、上海の「東方明珠塔」や「外灘」(バンド)だ。日本人をはじめとする外国からの観光客だけでなく、中国人の観光客もこれらのスポットを大勢訪れる。そういう場所では、日本人観光客と中国人観光客が“混在”することになるが、同じ東洋人といえど両者は容易に見分けられる。それは、身に付けている服装や歩いている姿(中国人は、日本人に比べてひざが外側に向いてしまう傾向がある)で判別できるが、それ以外にも、「使っているカメラ」も異なっていたりする。日本から来た観光客は、携帯電話のカメラで撮影する割合が高いのに対して、中国人はデジタル一眼レフカメラ(中国語で「単反数碼相機」、略称「単反」)の比率が老若男女を問わずに高い。 ちなみに、写真を撮るときに写される側はきまって“自信みなぎる堂々たる不動のポーズ”になるのが中国人観光客のお約束。こうい
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