国松長官狙撃事件についての見方 砂防会館記者会見 苫米地英人 まず私の見方は以下の通りです。 1.元巡査長の小杉君が実際に撃っているというのは、間違いがないでしょう。一部報道では、逮捕後に彼が「自分が撃った」と再度供述しているとされていますが、私は、彼は一貫して撃ったといい続けているのだとみています。警視庁公安部は彼の供述の特定の部分だけを特定の時期にマスコミに報道させることで、彼の供述が不安定で信頼性が乏しいという印象をあたえるように仕向けている、と私はみています。勿論、彼の証言のディテールに関しては、記憶がはっきりしなかったり、また、彼がなんらかの理由で真実を話していないのではないかとみられる部分もあります。 しかし、私が話したなかで、彼が実際に撃ったという部分のディテールはかなり詳細なものです。何回色々な状況で話しても、同じようなディテールを語りました。私は少なくとも、彼が撃ったこ