今年2月、大阪市東住吉区で車の助手席に乗っていた3歳の女の子がエアバッグで胸を圧迫され死亡した事故で、運転していた母親に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。 過失運転致死などの罪に問われていたのは、堺市の無職・高木詩帆被告(30)です。判決によりますと、高木被告は今年2月、大阪市東住吉区で車を運転中に脇見をして、電柱に衝突、助手席に座っていた次女(当時3)の胸をエアバッグで圧迫し死亡させるなどしました。1日の判決で大阪地裁は「短距離の運転に油断し、後部座席でチャイルドシートに乗せる配慮を欠くなど責任は重い」とした上で「償いの弁を述べ他に養育すべき長女がいることなどから、社会で更生する機会を与えるのが相当」として、高木被告に懲役2年、執行猶予3年を言い渡しました。