2012-11-08 俺のミッ◯ーマウスがこんなにBLなわけがない ミッ◯ーは胸を弾ませていた。今日は待ちに待ったド◯ルドとの初デートなのだ。 いきなり何を言っているのかわからないと思うが、簡単に説明するとミッ◯ーとド◯ルドは、つい先週恋人同士になったばかりなのである。 男同士。ネズミとアヒル。何より、世界中の子供達の憧れとも言える存在であった二人の恋。この先に待ち受ける道は険しく、一筋縄ではいかないだろう。 ミッ◯ーも大いに悩んだ。この思いを素直に打ち明けるべきか。 彼のくちばしが好きだ。セクシーなヒップラインが好きだ。喜怒哀楽が激しい性格が好きだ。耳元で愛の言葉をグワグワと囁いてもらえたら、どれほど幸せだろう。長年に渡り募らせた思い、伝えるべきか否か。もしもド◯ルドに拒否されたら、僕はどうなってしまうだろう……。 切なさは積もり、苦しみは広がり、愛しさは深まっていった。だから、意を決し