アイドルの熱烈なファンといえば、最近では握手会の参加券や総選挙の投票するための権利を求めてCDを大量購入するAKB48ヲタが代名詞。しかし、その歴史の長さとファンたちの熱心さにおいて追随を許さないのが、“ジャニヲタ”と呼ばれるジャニーズ事務所所属タレントを愛する人たちである。先日も、岡田准一が『スタジオパークからこんにちは』に出演した際、NHKに集まった追っかけたちの姿が映し出され、その熱視線の強さに「なんだか凄い」とネット上で評判になったばかりだ。 そんなジャニヲタの濃さと生態を堪能できるのが、9月26日の発売直後からヲタのあいだで話題になっている『ジャニヲタあるある』(みきーる:著、二平瑞樹:イラスト/アスペクト)。ジャニヲタ歴20年の著者が、ジャニヲタならば「あるある!」と大きく頷いてしまうようなトピックスをまとめた1冊である。しかし、非ジャニヲタが読むと、これが驚きの連続なのだ。