ブックマーク / gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp (1)

  • 学位論文要旨詳細:東浩紀「存在論的、郵便的 : 後期ジャック・デリダの思想と精神分析」

    主査: 東京大学 教授 小林,康夫 東京大学 教授 湯浅,博雄 東京大学 助教授 高橋,哲哉 東京大学 助教授 増田,一夫 一橋大学 助教授 鵜飼,哲 現代フランスの哲学者ジャック・デリダ(Jacques Derrida)の仕事は、現在の哲学、文芸批評、文化批評の領域一般で広く受け入れられ、彼の提唱した「脱構築」という思考法は哲学的常識になっているにもかかわらず、そこにはいまだ大きな謎がある。彼は1960年代のパリで哲学的活動をはじめ、当初はフッサールの現象学、ソシュールの言語学(構造主義)への内在的批判によって高い評価を得た。しかしその後、1970年代初頭から1980年代にかけて、彼は哲学的とも文学的とも判断しがたい難解なテクストをいくつか公刊している(後期デリダ)。それらのテクストは現在まで、哲学者が行った一種の言語パフォーマンスとして安易に解釈され、そこに秘められた理論的意味を問うと

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