ブックマーク / hontuma4262.hatenablog.com (2)

  • 「ヤクザ辞めて喰っていけるの?」暴力団の背中にうつる社会という地獄「ヤクザと憲法」 - ホンのつまみぐい

    観終わった後に、涙目の友人が「みんなひとりぼっちだった……。すごい孤独だった……」とうめいていた。 私は涙は流さなかったけど、泣いた友人の気持ちはわかった。これは心がぐちゃぐちゃに散らかる。 「ヤクザの日常を撮影する」という挑戦的な映画「ヤクザと憲法」。 そこに映し出された日常は、あまりに「お隣の地獄」だった。 ■ www.youtube.com 冒頭に「取材謝礼金を払わない、収録テープを事前に見せない、映像にモザイクは原則かけない」という取材時の取り決めが流され、カメラは古いビルの2階の組事務所を映し出す。取材対象は大阪の東組清勇会。小さな事務所は地域の集会所のようで、分厚い防弾扉や虎や龍を彫り込んだ巨大な彫刻、任侠道と彫り込まれた木の置物といった暴力団的なアイテムがむしろ大仰なもののように見えた。 暴対法の成立以降、ヤクザの生活も厳しいらしく、事務所は停滞した雰囲気に満ちている。構成員

    「ヤクザ辞めて喰っていけるの?」暴力団の背中にうつる社会という地獄「ヤクザと憲法」 - ホンのつまみぐい
  • 2012年印象に残ったマンガ - ホンのつまみぐい

    2012年は個人的に不安定な年で、振り返ると若者ががんばってるものばかりにふれていました。アニメで言うと「つり球」で人見知りの少年ユキが、精一杯アルバイトをするところでも泣いたし、「ちはやふる」で生徒たちの敗北後に、先生が「負けと向き合うのは大人になっても難しい。でも、あの子たち、誰もなぐさめあわない」と言う場面でも泣きました。沸点超低い。印象に残ったマンガもそういうのが多かったです。 BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC) 作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/23メディア: コミック クリック: 19回この商品を含むブログ (23件) を見る 以前、児童文学を「小さな勇気を賞賛するための物語」と表現したことがあるのですが、そういう意味で「BUTTER!」はとても児童文学的だと思います。みんながちょっとずつ弱いところを持っていて、でもそれを精一

    2012年印象に残ったマンガ - ホンのつまみぐい
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