評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) ■宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠のあたらなる表現への挑戦 大傑作だ。全編、僕はじわっと半泣き状態だった。それにしても、ずっと胸が熱くまったままだった。批判もあるだろうと思う。しかしそれくらいギリギリなエッジにトライしているということだろう。この作品は、宮崎駿という大巨匠をして、エポックメイキングな作品になると思う。それは、これが単純にこれまでの彼の持っていた技術や世界観をすべて総まとめにしたというだけではなく(それだけでもすごいのだが)、それを超える新境地に達しているからだ。この年齢で、ここへきてで、壮大な「その先へ」のチャレンジ。さすが、宮崎駿、としか言いようがない、絶句する。ついこの前まで、後継者がいないななどが主要な批評のテーマだったんだが、そんな子余はぶっ飛んでしまうくらいの最前線感覚。素晴らしかった。し
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