ブックマーク / soorce.hatenablog.com (6)

  • 2015年、紙の漫画雑誌はますます減少して20年連続減。電子コミックスは1100億円を超える規模に爆伸し、紙と電子を合わせると雑誌の三倍近くにまで差が付いた。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    紙の漫画雑誌は、販売部数が昨年よりも4967万部、13%近く減少。売り上げでは1166億円。 対して、単行は電子コミックスが1149億円、紙が2102億円の計3251億円。 合計すると雑誌の売り上げは、コミックスの1/3にまでなろうとしてるという事態になっています。 連載システムが破綻すると、単行点数も減るというのがあるのですが、どうなってしまうのか。 ということで、出版月報2016年2月号、特集「コミック市場2015」に掲載されたデータなどより。 2015年の簡単なまとめ 紙だけでは、雑誌・単行を合わせた販売金額は、3268億円で1985年頃と同水準。 紙の漫画雑誌の販売部数は、20年連続のマイナスで、下げ止まらない。 電子コミックスの売り上げが1149億円で、1000億円を軽々と突破。 紙のコミックスの売り上げが2102億円。既に、全体の1/3以上は電子に移行。 単行の点数は過

    2015年、紙の漫画雑誌はますます減少して20年連続減。電子コミックスは1100億円を超える規模に爆伸し、紙と電子を合わせると雑誌の三倍近くにまで差が付いた。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
  • 2014-09-15

    簡単な結論 ここまで年2冊以上のペースなんだから、やっぱり「冨樫仕事してる」だよ 「週刊連載」の仕事量は脅威 コンスタントに連載され続けるのってやっぱり凄い 作家ごとの仕事ペースってあるけど、それをキープできるかは別 やったことは簡単で、1989年を起点に、累計単行冊数をグラフにしてみただけ。 ただし、最初の判型のコミックスだけで、文庫・完全版・コンビニ版などの再版はカウント対象外。 敬称略。 冨樫義博単独だとこんな風。 現在までに58冊出ていて、コンスタントに週刊連載をしていた「てんで性悪キューピッド」「幽☆遊☆白書」までは急な角度で、それ以降は緩やかになっています。 連載と単行で時間が開いてる場合もあるけど、そこは今回は無視。 こちらはほぼ同時期にジャンプでデビューして、単行も出てて、しかしその後って作家さんとの比較例。 毎年多くの作家さんがデビューし、生き残れるのは当に限られ

    2014-09-15
  • 2011年のライトノベル市場は274億円。販売部数は約5000万冊で、文庫本の4.3冊に1冊はラノベだった。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    いまや文庫マーケットの2割以上を占めるライトノベル。 2011年のライトノベル市場は274億円と推定され、まだまだ伸びしろのある成長市場だ。 出版月報2012年3月号「2011年文庫マーケットレポート」より そして、2011年の文庫販売シェアにおけるライトノベルが占める割合は、全体の23.5%。 4.3冊に1冊はライトノベルだった、といって差し支えないかと思います。 グラフで見ると、この位。 販売部数で言うと、文庫全体の推定販売部数が2億1,229万部なので、ライトノベルだけで約5,000万部*1ということになります。 ということで、データは、出版月報2012年3月号の特集「2011年文庫マーケットレポート」から。 文庫ジャンル別販売シェア 取次POSデータ(冊数ベース)からの販売シェアは、2010年、2011年で下記の様に変化。 種別20102011 一般文庫66.965.6 ライ

    2011年のライトノベル市場は274億円。販売部数は約5000万冊で、文庫本の4.3冊に1冊はラノベだった。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
  • 2012-01-04

    今回も、ネットではあまり話題にならない週刊漫画ゴラク、別冊漫画ゴラク、週刊漫画サンデー、週刊漫画TIMES、漫画アクション、プレイコミック、ビッグコミックなどをメインに振り返ってみたいと思います。 あくまで個人的な感想記録を基にしてるのであれがない、これはどうした、等ありましたらコメント欄までお願いいたします。 「この月の単行」は個人的なセレクション。自分が気に入ってる作品・作家中心。並び順は不定。1巻、最終巻、最新刊を優先。 また「現在」や「今年」と書いてある場合は2011年12月を指しています。 簡単なまとめ 「ONE PIECE」の新刊が初版発行部数の日新記録を更新し続ける一方、雑誌の販売部数は伸び悩む 震災の影響で、雑誌・単行発売が大きく乱れる スーパージャンプ・ビジネスジャンプが合併してグランドジャンプに、YOUが月刊に戻ったことで隔週雑誌が減る。 一方、様々な増刊でジャン

    2012-01-04
  • 2011-11-22

    日、山岸凉子「日出処の天子」の完全版が刊行開始されました。 日出処の天子 完全版 第1巻 自分は、あの作品を最初に読んだのは親戚の家でだったんですけど、恐ろしかったのと美しさに感動したのと6:4くらいだったなあ。 で、中島らもが山岸凉子と対談で語ってたよなあ、と探してきたのがこれ。 雑誌「MOE」1994年10月号に掲載され、のち、「MOE特別編集 少女まんがゆめ王国」1997年に再録されたもの。 中島らもがもともと山岸凉子作品に惚れ込んでいて、文庫の解説を書いたリ、これ以前にも対談を行ってたり、とあるのですが、作る人、としての話なんかが色々面白い。 中島:恐怖ものとギャグというのは、うり二つです。構造的にすごく似てるんです。 (中略) 山岸:なるほど、面白いですね。喜怒哀楽って、すべて行き着くところまで行き着くと突然別のものにかわるんですよね。 怖いものが行き着くとおかしみになったり、

    2011-11-22
  • 紀伊国屋「文庫売り上げ著者別ベスト300」にランクインしてたライトノベル作家とか - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    昨日まで行われていた東京国際ブックフェアで配られていた「文化通信BB」の増刊に、こんな特集記事が載ってました。 「KINOKUNIYA PubLineデータで見る文庫の著者別/レーベル別ランキング 読まれているのはこの作家、この文庫レーベル」 現在、文庫は月に600〜650点くらい新刊が発売されて、かつ、既刊を合わせると店頭には常時3〜4万点の商品が売られています。 その中で売上部数トップ300に入るってかなり凄い事なんです。 で、眺めてみるとライトノベル勢が結構多いなー、と思ったんで抜き出してみるとこんな感じ。 注意点としては データの元になってるのは、紀伊国屋書店全店の2011年1〜4月売り上げ、コミック文庫は除く この時期に新刊出てるかとか、震災の影響も当然あります オタク向けの専門店やネット書店とは客層が異なるであろう 「ライトノベル作家」って定義はどうも明確じゃないので、Wiki

    紀伊国屋「文庫売り上げ著者別ベスト300」にランクインしてたライトノベル作家とか - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
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