たまこの内面を映画で掘り下げたいと思いました ----------- 最初に、この映画で描きたいと思ったことは何でしょうか? たまこというキャラクターを一人の女の子として描きたいという思いがありました。 たまこの内面を、映画で掘り下げられればと思ったんです。青春の香り漂う素敵な空間のなかで17歳になったたまこを描いてみたくて。 ----------- たまこの内面を描くためにこの題材を選んだということでしょうか? そうですね。たまこは、お母さんが早くにいなくなってしまったので、お母さんの代わりになろうと一足早く大人になってしまった部分が強いんです。 成長して大人になったというより、その過程をとばしてしまったというか。 だから、みどりたちと同じ場所にいても、同じ目線で立たせるということが、とても難しくて。大切に描いていかなくては、と思いました。 ラブストーリーは全てが「挑戦」でした ----