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  • 庵野秀明はジブリの後継者になれない?写真資料は数千枚以上!押井守監督的アニメ写真論

    ――政府も後押しするほど、多彩な表現でさまざまな作品が作られ続けている日のアニメ。その中で、現実世界に近いくらい写実的なアニメーションというジャンルを切り開いたのは、押井守といえるだろう。この度、実写映画を手がけた押井氏は、写真というメディアをどうとらえ、使ってきたのか? アニメーションと写真の関係性について聞いた。 押井守氏。 好きな写真家について尋ねると、押井守はアンリ・カルティエ=ブレッソン(2004年に没したフランスの写真家)の名を挙げた。禁欲的にデザインされた画面の中に、一瞬の時間が切り取られたその絵は、彼が生み出す映画にも通じる。押井氏はアニメーションの世界にレイアウトという概念を持ち込んだ先駆者だ。それまで作画や動画のリズムを優先して生み出されてきたアニメに実写映画のようなレンズを持ち込み、キャラクター主体のアニメから世界観を主体にした新たな表現を獲得した。そんな押井氏と写

    庵野秀明はジブリの後継者になれない?写真資料は数千枚以上!押井守監督的アニメ写真論
  • ダンプ松本が寂しい中年に――生活保護に親のたかり…あの女性レスラーたちが悲惨な今に立ち向かう!

    ドキュメンタリー監督である松江哲明氏が、タブーを越えた映画・マンガ・などのドキュメンタリー作品をご紹介! 『自分流。―へこんでもいい!迷ってもいい! 』(大和書房) 2014年も『ザ・ノンフィクション』を毎週録画し、ほぼ全作品を見てきたが『敵はリングの外にいた(10/26放送)』は今年のベスト1候補の作品だと思う。僕はドキュメンタリー監督として作の信友直子ディレクターに拍手を敬意を表したい。 番組を見ていて何度も「よくここまでの関係性を作れたな」と思った。長与千種とダンプ松、二人はとにかく涙を隠さない。50を過ぎた女性が赤裸々に想いを語り、泣きじゃくる。カメラを持つディレクターも心が動くのを隠せない。現場にいて声が溢れてしまうのをそのまま使っている。 作はカメラマンではなく、主にディレクター人が撮影した映像で構成されている。最近の『ザ・ノンフィクション』では珍しい。ナレーションの

    ダンプ松本が寂しい中年に――生活保護に親のたかり…あの女性レスラーたちが悲惨な今に立ち向かう!
  • 角川とドワンゴが日本のコンテンツ産業と世界のヘタレを救う?

    通信・放送、そしてIT業界で活躍する気鋭のコンサルタントが失われたマス・マーケットを探索し、新しいビジネスプランをご提案! 【売り上げ推移】↑画像をクリックすると拡大します。 ――5月に発表されたKADOKAWA(旧・角川ホールディングスグループ)とドワンゴの合併は、多くの人に驚きと同時に期待も与えた。それは旧来のマスコミをネットがのみ込んだという構図だけでなく、コンテンツにおける新しい何かを生み出すことをたやすく想像させてくれたからだ。しかし、その質は日経が煽るような「クールジャパン」ではなく、多くの「ヘタレ」を幸福にすることにあるのだ。 クロサカ 5月に発表された角川とドワンゴの合併【1】は、大きな反響を呼びました。これまでマスコミの一角と目されてきた大手出版社と、マスコミに変革を迫ったネットの代表格である企業の対等合併。新会社のトップにドワンゴの川上量生会長が就くこと。いずれも大き

    角川とドワンゴが日本のコンテンツ産業と世界のヘタレを救う?
  • 【無料公開】芸術家たちの本当の戦略とは? 真の芸術タブーを破った本11選

  • 中川大地×速水健朗×新雅史 スカイツリーから見る、現在の消費・観光・街づくり

    『都市と消費とディズニーの夢』(角川書店) 誌ではおなじみのライター・速水健朗氏の新書『都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代』(角川ワンテーマ新書)が発売された。このは、ショッピングモールについて考えるでありながら、同時に都市を論じるでもある。一方で、5月に刊行されたライター・中川大地氏の『東京スカイツリー論』、社会学者・新雅史氏の『商店街はなぜ滅びるのか』(共に光文社新書)も、それぞれやはり街について論じた書だ。そこで3人に、今の日で「都市」を再生させるために必要な視点とは何かを、「消費」をキーワードに徹底討論してもらった。 中川 現在の日の都市や地域社会の問題を考える上で、「商店街」と「ショッピングモール」の話題は頻繁に取り沙汰されるテーマになっています。両者は相反する存在と捉えられ、郊外で発展した超近代的なモールが徐々に都心部に侵し、古き良き

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