<コツメカワウソの四つ子=4月9日(京急油壺マリンパーク提供)> 神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」で2月末、「世界一小さいカワウソ」と呼ばれるコツメカワウソの四つ子が生まれた。同水族館で初めての繁殖成功で、5月20日に一般公開される。ぬいぐるみのような愛らしい姿が人気を呼びそうだ。マリンパークによると、四つ子は雄と雌それぞれ2頭ずつ。名前は一般から募る予定。コツメカワウソは主に東南アジアに生息し、体長45~60センチ。ワシントン条約で絶滅の危険性が高くなるおそれがあるとして希少種に指定されている。マリンパークの担当者は「手で物を器用につかんで遊んだり、食べ物を食べたりする姿が特にかわいい。親子で遊ぶ姿を見に来てほしい」と話している。