パンダが日本にやってきた! 1972年、ランラン(蘭蘭)とカンカン(康康)の2頭のパンダが初めて日本にやってきた時の話です。 この2頭のパンダは日中国交回復の象徴として国賓扱いで来日し、パンダを受け入れる上野動物園には政府から「決して死なせないように」という特命が出されました。 それを踏まえ、上野動物園では『パンダ特別飼育チーム』が結成されました。 当時、パンダは 生態の分からない非常に希少な動物で、飼育チームは試行錯誤しながら飼育していたのですが、来日10日目の夜に、カンカンが重い風邪をひいてしまいます。 ここで、飼育チームは「栄養価の少ない繊維質の多い竹で あれだけ大きくなれるというのは、腸内に有用な細菌や原虫がいるに違いない」と考え、「安易に抗生物質を投与すると、そういった良い腸内微生物まで殺してしまうのではないか」と思い悩みました。 その時、「パンダは中国から来たのだから漢方薬が良
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