昨年の記事で、「創作童謡コンクール」なるイベントに参加したことに触れました。 このコンクールには通算5回入賞。 本選に出場するたびに、会場となった鳥取県の各都市を訪れています。 47都道府県の中で最も人口の少ない鳥取県ですが、個人的には今でも非常に思い入れの強い土地のひとつです。 saewataru.hatenablog.com コンクールの際に審査員のひとりであったのが、20世紀を代表する作曲家・中田喜直先生でした。 「作曲家」と言っても、ふだん取り上げているいわゆる「はやり歌」の作り手ではなく、童謡や文部省唱歌・合唱曲などが主なジャンルです。 ここに挙げた「夏の思い出」「ちいさい秋見つけた」「雪の降る街を」は、いずれも先生の作曲によるものです。 いずれの歌も、いっときの流行ではなく、老若男女問わず誰もがそのメロディーを知っていて、時代を超えて長く歌い継がれる「国民的唱歌」と言える名作ば