白米千枚田 白米千枚田のステレオ空中写真(1975年)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 白米千枚田(しろよねせんまいだ)は、石川県輪島市白米町にある棚田である。田の数は2024年1月1日に発生した能登半島地震による被災前時点1004枚であり[1]、現地案内板にもそう記載されている。 輪島中心市街地から約8キロメートル東、日本海を見下ろす高低差約50メートル、約4ヘクタールの傾斜地に広がる[1]。日本海に向かってなだれ落ちるような美しい景観は観光スポットともなっており、近くには道の駅千枚田ポケットパークがある。 江戸時代初期の寛永年間に造られた。白米の千枚田という名称で国の名勝として2001年に指定され[2]、2011年に登録された世界農業遺産「能登の里山里海」の一部をなしている[1]。この間の2007年には、他のオーナー制度が導入された。 公益財団