いままで、ホストコードでのOpeCL APIについて説明してきたが、諸般の都合*1により残りは一旦省略し、実際のコードを見ていく。 前まではホストコードをC言語で記述するとして説明してきたのに、いきなりC++バインディングで書いてあるとか気にしない。C++つええよC++ 概要 今回はとりあえず定番な行列の転置をとってみることにした。アルゴリズムについてが本題ではないので、単純化のため正方行列のみを対象とすることにした。 お前の書いた汚ないコードなんぞ読めん!という人は(そうでなくともいいけれど)AMD Stream SDKなりNVIDIA OpenCL SDKなりのサンプルコードにきちんと含まれているのでそちらも見るとよい。 C++バインディング自体はこちらを参考にした。http://developer.amd.com/gpu/ATIStreamSDK/pages/TutorialOpen