x2乗と聞いて、こんな放物線を思い浮かべたり、 微分と聞いて、こんなイメージが浮かぶ人は、かなり数学を勉強したのだろうと思う。 でも、ここではいったん放物線のことは忘れて、 x2乗とは、以下のように一辺xの正方形を順番に並べたものだと考えてみよう。 ここで、とある正方形と、すぐ隣の正方形との差分は、こんな風になる。 うんと近くの隣同士だったなら、コーナーにある小さな h^2 の正方形は無視できて、 実質的な差分は、上辺と右辺に張り付いている細長い「2つの、長さxの長方形」になる。 差分は 2xh なのだが、これを「すぐ隣までの間隔h」で割ると、2xだけが残る。 だから、 『x^2 の、すぐ隣同士の差分は 2x』 これが x2乗の微分 (x^2)' = 2 x の意味だ。 同じように、x3乗という関数を、こんな風に一辺xの立方体を順番に並べたものだと考えてみよう。 この立方体の列で、すぐ隣の
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