11月21日配信の有料メルマガは「日本の家電業界の10年先のビジョンを考える」前編の「ソニーは本当に『さよなら!』なのか」。ソニーの目指すべき場所を「高解像度大画面」と指摘する団塊の世代の作家の近著に驚きつつ、「高解像度大画面」ではない新たな方向性が本当に可能なのかどうかを紐解いていきます。 以下は本文の抜粋から ストリンガー氏はもともとは放送局所属のジャーナリストで、メディア業界の出身です。テレビ受像機の事業部の仕事は経験していません。立石さんが「四銃士」と呼んでいる腹心たちもパソコンや携帯電話、ゲーム機などの事業部出身でテレビ受像機の経験はありません。立石さんは「普通なら、これでどのようなテレビ事業復活の絵図を描けるのかと疑問に思うところだが、製品そのものに価値を見いださないストリンガー氏と四銃士にとって、ネットワークにつながる製品であればソニー製にこだわるひつようがないわけだから、別