大手回転寿司チェーンから「しょうゆ皿」が消えつつある。その背景には何があるのか。スシロー、くら寿司、はま寿司の運営会社に聞いた。 【画像】意外と個性がある各チェーンのしょうゆ(全8枚) スシローでは2015年にしょうゆ皿を廃止している。その決断に影響を与えているのがボトル式しょうゆの導入だ。スシローの広報担当者によると、しょうゆの鮮度を保つのが目的の一つだという。このタイプは「プッシュ式のしょうゆ差し」とも表現される。自分の好きな量だけ出せるので、しょうゆ皿が不要になるメリットもある。 また、しょうゆ皿をなくすことで「スタッフがうまい寿司を作ることに時間を割けるようにもなりました」(広報担当者)という効果もあったという。 一般的な話だが、テーブルの上に置いてあるアイテム数が多くなると、管理するコストが増える。しょうゆ皿がなくなることで、従業員の負荷軽減につながっている可能性がある。 しょう