先月行われたプロ野球の試合で、判定をめぐってマウンド上のピッチャーに球審が詰め寄ったことを受け、プロ野球の審判員が今月2日にオンラインで全体ミーティングを開き、適切な試合運営をするため審判員としての心構えを確認しました。 先月24日に京セラドーム大阪で行われたオリックス対ロッテの試合で、ボールの判定を受け表情を変えた佐々木朗希投手に、球審を務めていた白井一行審判員が詰め寄った場面がありました。 NPBによりますと、今回の件を受けて審判員は今月2日にオンラインでのミーティングを開き、この中で「公認野球規則」に記された審判員としての心構えを改めて確認したということです。 公認野球規則には、審判員は選手と私語を交わさないことや、悪い事態に対処するときは感情を捨てて自制することが、いちばん大切なことだなどと記載されています。 NPBの井原敦事務局長は「こういう案件が起きないよう、審判の在り方につい