人気テニス漫画「テニスの王子様」の作者・許斐剛(このみ・たけし)さん(44)が錦織圭にエールを送った。同作は錦織の愛読書で“エアK”の原点とも言える作品。許斐氏は「自分のスタイルで最高のストーリーを描いて」と優勝を期待した。 【写真】錦織も愛読する「新テニスの王子様」 許斐氏は仕事場のテレビで錦織の快挙を見守った。スポニチ本紙の取材に「彼なら勝てると思っていたが、とにかくうれしい。自分のテニス漫画を読んで育った選手が世界一に近づいている」と喜んだ。 「テニスの王子様」は週刊少年ジャンプで1999年に連載がスタート。現在は続編「新テニスの王子様」が月刊誌ジャンプSQで連載されている。主人公の越前リョーマがテニスの名門中学で、全国制覇を目指す物語。登場する必殺技がテニス少年を魅了し単行本全55巻の累計発行部数は約5500万部。「テニプリ」の愛称で親しまれ、アニメや映画、ミュージカル化もされ