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numberwebに関するhatanakaのブックマーク (13)

  • “喫煙は?”と選手に聞いた就任時。反町監督と松本山雅の幸福な7年目。(塚越始)

    2012年、反町康治が松山雅FCの新監督に就任した。松はJFLからJ2に昇格し、反町は湘南ベルマーレの監督を退任した直後のタイミングだった。 前年のJリーグでは、柏レイソルがリーグ優勝を果たし、サガン鳥栖は初のJ1昇格を決めた。またベガルタ仙台が上位にい込み、ガンバ大阪の新スタジアム建設が決定する。 サッカー(球技)専用スタジアムの熱量が、街と人を育んでいく――。 そんな時代の到来を感じさせるなか、アルウィン(長野県・松平広域公園総合球技場)を拠地にする松は、'11年の観客動員最多1万1956人、また年間平均7461人というJFL新記録を作っていた。 「視界を遮るものがなく、柏より臨場感があるんじゃないか」とリサーチしていた反町は、一旦休息をとってEUROでも観に行くか……と考えていたが、「そんなことしていたら老け込んでしまうということだな」と、松に引き寄せられるようにオファ

    “喫煙は?”と選手に聞いた就任時。反町監督と松本山雅の幸福な7年目。(塚越始)
  • ボールボーイ事件、頷く大杉漣さん。馬渡和彰、徳島での後悔を胸にJ1へ。(石倉利英)

    サンフレッチェ広島が今季初めて全体練習を行った1月22日。雪交じりの冷たい雨の中で練習を終えた馬渡和彰は、旧知のメディア関係者を見つけると、冗談めかして言った。 「成り上がりましたよ」 これまでのキャリアを振り返れば、確かに成り上がった。別の言い方をすれば、着実にステップアップして、日のトップカテゴリーまでたどり着いた。 市立船橋高(千葉)では鹿島アントラーズMF中村充孝の1学年下。2年次にはインターハイ優勝も経験したがプロからの誘いはなく、当時関東リーグ2部の東洋大へ進んだ。1部に昇格した4年次の2013年にJ1、J2の複数のクラブの練習に参加したものの、攻撃力が評価される一方で守備面の脆さが指摘されており、正式オファーはなかった。 J3鳥取で鍛えられ、J2徳島で運命が。 唯一、獲得に乗り出したのは、翌2014年からのJ3降格が決まっていたガイナーレ鳥取だった。「守備面のマイナスはあっ

    ボールボーイ事件、頷く大杉漣さん。馬渡和彰、徳島での後悔を胸にJ1へ。(石倉利英)
  • 松井稼頭央、西武でもレギュラーを。今江に走り勝つ42歳は、今も超人!(田口元義)

    サードもやらせようか――。 15年ぶりに西武への復帰を果たし、春季キャンプをA班(一軍)で迎えることが決まった松井稼頭央に、辻発彦監督は新たなオプションを明言した。人にもその意思はあるという。 登録は外野手である。だが、ショートでゴールデングラブ賞に4度輝いており、楽天時代の2014年にもサードの経験はある。昨季にしても、1試合だけではあるが3年ぶりにショートの守備に就いた。その試合で、梨田昌孝監督はこう言っていた。 「ゴールデングラブ賞を獲っている選手だし、心配はしていませんでしたよ。『いつでも行ける準備をしておいてね』とは伝えていましたけど、稼頭央も事前にノックを受けたり、楽しそうに準備していましたから」 2015年から外野が専門とはいえ、松井は定期的に、試合前の全体練習ではショートでノックを受けていた。そのことについて人は「特に深い理由はないですよ」と話していたが、試合に臨む意識

    松井稼頭央、西武でもレギュラーを。今江に走り勝つ42歳は、今も超人!(田口元義)
  • 平野佳寿は貫禄、牧田和久は魔術。MLBで「ルーキーズ」の評価は上々。(ナガオ勝司)

    2010年~2017年の8年間で、平野佳寿の平均登板数は60近い。その安定したパフォーマンスとキャリアはMLBでも期待大だ。 マウンド上の佇まいが、少し似ているかも知れない。 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿やサンディエゴ・パドレスの牧田和久。ともに33歳で日プロ野球では「ベテラン」選手の扱いになるはずだが、メジャーリーグではロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平と同じ「新人=ROOKIES」である。 2月、キャンプ施設での投球練習からLive BP=シート打撃というオープン戦登板に向けた流れの中で、平野と牧田は似たようなことを口にし、似たような時間を過ごしている。 「日の新人の頃は焦っていたが、今は自分でここまでって言うのが分かっているので、無理することはないし、焦ることもないですよ」 と平野。一方の牧田もこう話している。 「今の自分の状態を把握しつつ、その中で持ってるものを出す

    平野佳寿は貫禄、牧田和久は魔術。MLBで「ルーキーズ」の評価は上々。(ナガオ勝司)
  • 田中将と自主トレの楽天・藤平尚真。新フォームで2年目の覚醒、見えた!(田口元義)

    セットポジションから軸足にしっかりと体重を乗せる。そして、左足をほんの少し上下に揺らして反動をつけ、その力を過不足なく上半身に伝え、しなやかに右腕を振る。 キャッチャーミットの弾ける音が、順調な仕上がりを知らせてくれているようだ。 キャンプ初日からブルペンに入り67球。そこから連日のように投げ込みを行う。楽天の藤平尚真は、充実した表情を浮かべながら現状を語る。 「この時期にフォームを固めないと1年間もたないんで。安定しないと肩やひじに張りが出てしまうから、オープン戦までにはなんとか固めようと思っています」 自分にとって理想の形を手にするべく、藤平はブルペン以外でもシャドウピッチングやネットスローで再現性を高める努力を続ける。 「右足の軸を固めたほうがいい状態で投げられるんで」 と言う、その表情は明るい。 コーチの助言で見えてきた「軸足で地面をつかむ投球」。 まだフォームは固まってはいない。

    田中将と自主トレの楽天・藤平尚真。新フォームで2年目の覚醒、見えた!(田口元義)
  • 田中将大はヤンキース先発の大黒柱。調整も「マーさん」流を全面信頼。(笹田幸嗣)

    リラックスムードの田中将大。ラリー・ロスチャイルド投手コーチ(田中の左)との信頼関係もいたって良好だ。 2月下旬を迎えても午前中は気温5度と冷え込むアリゾナ州テンピとは対照的に、フロリダ州タンパは25度と暖かい。 心地よいポカポカ陽気のせいもあるのだろうか。ヤンキース・キャンプではこれまでにないゆったりした空気が流れている。 田中将大も29歳となり、一児の父となってはや2年が経つ。入団以来4年連続二桁勝利の実績は日人投手として彼だけが残しており、若返りに成功したメジャーきっての伝統球団において、彼はまさに投手陣の中心に座っている。今や“マー君”と言うよりは“マーさん”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。 この春、ちょっとした変化も起きた。田中はこれまで常に佐藤芳記広報が運転する車の後部座席に座って球場入りをしてきたが、今年からキャンプ地では自らハンドルを握り球場入りしている。 これも余裕

    田中将大はヤンキース先発の大黒柱。調整も「マーさん」流を全面信頼。(笹田幸嗣)
  • 寒いと運動能力は落ちる……のか?冬季競技の選手が戦う過酷な環境。(増田晶文)

    炬燵で三ヶ日ミカンの皮をむくか、銘酒「丹澤山」の熱燗をちくとやりたいもんだ。あるいは温泉もええなあ。 一流アスリートも「寒いっすよ!」。 そんな私も、平昌冬季オリンピックは熱心にテレビ観戦していた。 そして、かつてノルディック複合やジャンプ、アルペンにスピードスケート、スケルトンを熱心に取材した日々がよみがえってきた。 荻原健司や河野孝典、船木和喜ら往年の五輪メダリストたちと雑談するたび、私はボヤいたもんだ。 「こんな寒いところで、よくスポーツする気になりますね」 「だって、雪と氷がないと冬の競技は成立しないじゃないですか」 「ここだけの話だけど、寒くないの?」 「実際、寒いっすよ! だけどガマンできる。でも、僕らが寒い冷たいに強いっていうより、いつの間にか慣れたという感じですね」 かくいう名選手たちの中には、忍び寄る冷気のせいか、しっかり鼻水をたらしてる人もいたっけ……。 とはいえ、現場

    寒いと運動能力は落ちる……のか?冬季競技の選手が戦う過酷な環境。(増田晶文)
  • 次の大関を昇進速度から予測する。歴史的な速度で駆け上がる力士も。(西尾克洋)

    栃ノ心の6年ぶりの平幕優勝で幕を下ろした大相撲初場所。 2013年に負った大怪我をじっくり治す決断をし、幕下55枚目という地位まで番付を落としながらも新たな相撲を構築して大輪の花を咲かせたことは、多くの観衆の心を掴んだ。 だがその優勝には、上位陣の不調という側面があったことも事実だ。 まずは横綱だ。 稀勢の里が先の優勝から精彩を欠き、白鵬も張り差しとカチ上げのない相撲の醸成に苦しみ、進退をかけて臨んだ鶴竜も終盤に4連敗と大きく崩れた。 大関に目を向けても、高安は中盤戦までに3敗を喫して優勝争いからほぼ脱落、そして豪栄道は8勝7敗。 横綱にも大関にも、絶対的な存在がいないのだ。 先の問題で日馬富士は引退し、照ノ富士は膝の不調から立ち直れず来場所を十両で迎えることになった。少し前には琴奨菊が大関から陥落している。栃ノ心の重ねた努力は、奇跡のようなタイミングで結実したわけだ。 横綱大関が減るタイ

    次の大関を昇進速度から予測する。歴史的な速度で駆け上がる力士も。(西尾克洋)
  • サンウルブズは「ロマンより勝ち点」。観客がトライを求めて騒然としても。(永田洋光)

    2019年W杯に向けた日本代表強化の一環として結成されたサンウルブズが、スーパーラグビーに加わって3シーズン。24日に迎えた今季開幕戦は過去2シーズンとは違って、秩父宮ラグビー場に集った観客が、最後まで勝利に期待を抱いたゲームだった。 後半28分にオーストラリアの強豪ブランビーズにトライを追加され、22-32とスコアを広げられて勝利が遠のいても、残り90秒でサンウルブズがスクラムから相手ボールを奪って反撃するや、最後にトライを見たい1万4614人は、声をからして15人の男たちを励まし続けた。 ピッチ上の15人も、声援に応える。 まず、この試合で2トライを挙げてスーパーラグビー・デビューを飾ったWTBホセア・サウマキが、力強いボールキャリーでハーフウェイラインを越える。 そして、ボールを継続。 残り30秒で左に展開し、ふたたびサウマキにボールを持たせて22メートルラインを突破。 途中出場のC

    サンウルブズは「ロマンより勝ち点」。観客がトライを求めて騒然としても。(永田洋光)
  • もし東芝が野球部を閉じていたら……。社会人に進む学生数はプロの4倍!(安倍昌彦)

    皆さん、社会人野球をご覧になったことがありますか? 「都市対抗野球」って、名前ぐらいはお聞きになったことありますか? それがどこで行なわれるか、ご存知ですか? そして、「社会人野球」という企業スポーツが組織的に行われているのが、世界でただ1つ、日だけであることをご存知ですか? 今朝のスポーツ新聞に、小さな記事で「東芝野球部(川崎市)、継続発表」とあった。 まさか……と思いながら、もしや……と心配もしていたから、野球の世界でも忌わしい出来事の多いこのオフに、朝からとても気分が楽になったものだ。 実は30年ほど前、東芝野球部に“野球研修生”としてお世話になった時期がある。 今はスポーツジャーナリストとして活躍する青島健太さん(元・ヤクルト内野手)が4番を打ち、のちに広島で主戦格の奮投を重ねた川端順さん(現・球団編成部長)がエースを張っていた東芝黄金時代。都市対抗優勝も果たしたし、練習試合でも

    もし東芝が野球部を閉じていたら……。社会人に進む学生数はプロの4倍!(安倍昌彦)
  • 年末ボクシングは何故こうなった?不在の井岡、絶対の井上、他は乱世。(渋谷淳)

    今年も世界タイトルマッチが複数行われる年末が迫ってきた。今年開催される興行は、30日の横浜文化体育館、31日の大田区総合体育館の2つで、計5つの世界タイトルマッチが行われる。この5試合をプレビューしようと思うのだが、まずは対戦カードを見てもらいたい。 ■30日(横浜文化体育館) フジテレビ系列で全国放送 WBC世界ライト・フライ級タイトルマッチ 王者:拳四朗(BMB)vs.挑戦者:ヒルベルト・ペドロサ(パナマ) WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ 王者:井上尚弥(大橋)vs.挑戦者:ヨアン・ボワイヨ(フランス) ■31日(大田区総合体育館) TBS系列で全国放送 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者:京口紘人(ワタナベ)vs.挑戦者:カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア) WBO世界フライ級タイトルマッチ 王者:木村翔(青木)vs.挑戦者:五十嵐俊幸(帝拳) WBA・IBF世界ライ

    年末ボクシングは何故こうなった?不在の井岡、絶対の井上、他は乱世。(渋谷淳)
  • 歴史的女傑の誕生とサトノの大敗。凱旋門賞で日本勢は何を得たのか。(島田明宏)

    完全に後続を引き離し、最後は流して悠々と勝利したエネイブル。日馬は、またも世界との距離を痛感させられる結果になった。 いつになったら世界最高峰の頂に手が届くのだろうか。 菊花賞と有馬記念を勝った日のサトノダイヤモンド(牡4歳、父ディープインパクト、栗東・池江泰寿厩舎)と僚馬サトノノブレスが第96回凱旋門賞(日時間10月1日23時7分発走、仏シャンティ芝2400m、3歳以上GI、18頭立て)に出走したが、それぞれ15、16着に終わった。 芝コースは、サトノダイヤモンドが苦しめられた前哨戦のフォワ賞のときとほぼ同じ水分量の重馬場だった。レースが行われるころには雨は上がっていたが、凱旋門賞の前に行われた2つのマイル戦は1分37秒台と38秒台で決着するほど時計がかかっていた。 道悪で走らなければならないのはどの馬にとっても同じことなのだが、瞬発力が武器の日馬にとっては、やはり厳しい条件だ。

    歴史的女傑の誕生とサトノの大敗。凱旋門賞で日本勢は何を得たのか。(島田明宏)
  • レアル相手に「2位も最下位も一緒」。あの30分が、鹿島をさらに強くする。(飯尾篤史)

    いいストライカーがいいDFを育てるのだとすれば、ロナウド、ベンゼマとマッチアップする以上に貴重な経験などありえない。 レアル・マドリーが土俵際まで追い込まれていた。公式戦36試合無敗中のヨーロッパチャンピオンが怒涛のアタックを浴び、たじたじになっていた。 「白い巨人」を追い詰めていたのは、南米チャンピオンでも、北中米チャンピオンでもなく、開催国枠として出場し、3試合を勝ち抜いてきた鹿島アントラーズだった。 12月18日に行われたクラブの世界一を決めるクラブワールドカップの決勝は、カリム・ベンゼマのゴールでレアル・マドリーが先制し、柴崎岳の2ゴールで鹿島が逆転したものの、クリスティアーノ・ロナウドのPKが決まり、2-2のタイスコアで後半終盤に突入した。 43分にファブリシオのミドルシュートがレアル・マドリーゴールを強襲すると、44分にはスルーパスを引き出した金崎夢生がクロスを入れたが、カゼミ

    レアル相手に「2位も最下位も一緒」。あの30分が、鹿島をさらに強くする。(飯尾篤史)
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