味やパッケージデザインに対し、ユーザーが新味を求める傾向が強くなり、みやげ物市場の主役は、目まぐるしく入れ替わっている。 主戦場となる東京駅と羽田空港は、新店オープンが続いていることもあり、競争はさらに激烈だ。次の定番みやげを見つけるために、両施設で2010年によく売れた商品をピックアップ。フードコンサルタントの池田恵里氏に、味の評価を依頼した。 「食べたことがない食感にまず驚かされる。一方で、味は万人受けを追求しており、価格もこなれている。これは売れるはず」と池田氏が舌を巻いたのが、銀のぶどうを展開するグレープストーンの「シュガーバターの木」。2月の発売以来、累計約2000万袋を販売。東京駅の催事では、1日で10万袋を売り上げたという2010年のメガヒット手みやげだ。 独自の製法で、ラスクでもパイでもない新食感のシリアルを開発し、バターを塗って焼き上げている。「決して上品な味ではないが、
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