用語「フューショット学習」について説明。ChatGPTなどの言語モデルが少数の例文から効率的に学習し、多様なタスクを解決できることを指す。大量データが必要な一般的な機械学習や既存モデルの再学習(ファインチューニング)と比べ手軽。また、コンピュータビジョンなど他の機械学習分野でも、少量データから学習する同じ用語が使用されている。 連載目次 用語解説 自然言語処理においてフューショット学習(Few-shot Learning)とは、ファインチューニングなどによる言語モデルのパラメーター(=ニューラルネットワークの重みなど)のアップデートなしに、少数の例文(Examples、見本:Examplars)を文脈(コンテキスト)内でデモンストレーションとして提示するだけで、さまざまなタスクを解決できる能力を持つことである。2022年末以降で話題となっているChatGPTやGoogle Bardなどに搭