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ブックマーク / honz.jp (3)

  • 『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている - HONZ

    『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている パラドックスだらけの生命 「なぜ私たちは老いて死ぬのか?」――書はこの問いかけに進化論によって答える。そこから見えてくるのは、私たちの生―老い―死(寿命)が、矛盾、パラドックス、トレードオフに満ちあふれているという実態だ。 もともと老化や死は有性生殖に伴って登場し、多細胞生物において広まった。では、単細胞生物から複雑な多細胞生物へと進化したメリットは何なのか? 多細胞生物のメリットのひとつは、損傷や感染して細胞にガタがきても新たな細胞で作り直せることだ。ただし、デメリットもある。細胞分裂の際のエラーが蓄積すると、ガンにかかってしまう。そして、ここに矛盾がひそんでいる。 より体が大きく(細胞が多く)、より寿命が長い生物ほど、ガンにかかるリスクは高くなるはずだ。しかし、そうではない。より

    『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている - HONZ
  • 『日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る』中の人が語る新規プロジェクトの実録 - HONZ

    次々と効果的な殺虫剤を開発し、農業化学分野では一目おかれる成果を出していた、とある30代後半の会社員。ある日、自宅でぼんやりテレビを見ながら酒を飲みつつ考えていた。 自分が当にやりたいことは、なんだったのだろうか ビジネスマンなら誰でも一度は思いなやむ悩みであろう。そしてこの日の悩み事が、その後、彼が所属する住友化学という大企業を突き動かしていくこととなる。「そうだ、海が好きだったんだっけ。俺は。」国内向けの仕事をしてきた彼には、海外の僻地で暮らす人々の光景が見えていた。 書は、日の化学メーカーが、アフリカでBOPビジネスを立ち上げる過程を、プロジェクトを推進した当事者たちの視点から描く一冊だ。新規プロジェクト立ち上げの苦悩と挑戦の物語が凝縮されており、書を読むだけで疑似体験できる優れものである。 著者は、同プロジェクト立ち上げに中心人物として携わったマーケティングコンサルタント。

    『日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る』中の人が語る新規プロジェクトの実録 - HONZ
    hatatyu
    hatatyu 2015/09/15
  • 『演歌よ今夜も有難う』 - HONZ

    スナックのカラオケは演歌に限る。 舌が回りきらないような歌詞や「ヘイ!ヨー!」とラップでカッコつけても水割りには似合わない。ロックンローラーを気取っていても、日人なら演歌の一曲や二曲は歌えるはずだ。セクハラと言われようが会社の部長と「銀恋」を歌えればOLとして一人前なのだ。 「日人の心」にも例えられる演歌だが、メジャーで活躍している人は一握りに過ぎない。ヒット曲が一曲でもあれば一生暮らしていけるといわれる演歌歌手だが、どのレコード会社にも所属せず、自費でCDを出して歌い続けている人たちがいる。 『演歌よ今夜も有難う』は、カラオケ喫茶や健康ランド、お祭りの舞台、果ては路上で歌い続けている歌手たちへのインタビューである。著者はいつも斬新な切り口で今の日をルポルタージュする都築響一。まったく、こういう試みをさせたら今日一面白いライターである。 取り上げた歌手は17名。表紙を飾るド派手なオ

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