今回から書籍を数回に分けて辿りTDD再考を試みます。第1回は本の全体像を見てみます。TDDを既に知っている、実践しているという人にとっては、TDDについて新しい発見、ジャメヴ(未視感)が起きれば幸いです。たとえTDDが不要だったとしても、不要だと判断したものが一体何だったのか知ることは欠かせません。 書籍は3部+付録の構成1〜2部はTDDを体験するチュートリアル1部はJavaで多国通貨の計算、2部はPythonを使ってステップ・バイ・ステップでxUnitに近づいていくお題となっています。もしまだ1部、2部を利用してケント・ベックとペアプロするような感覚でTDDを追体験したことがないのであれば、一度ゆっくりと試してみることを強くお勧めします。1回と言わずプログラミング言語を変えて数回試して下さい。スポーツが練習を繰り返して本番に立つようにプログラミングも練習が欠かせません。TDDの練習の型と