大相撲の力士の携帯電話に、八百長行為に関与していたとみられるメール記録が残されていた問題で文部科学省は2日、メールのやりとりをしたのは引退した元小結と現役十両の力士ら計4人だったと明らかにした。また、メールには、このほかに幕内力士ら9人の名前が出ていたという。 文科省によると、警視庁は力士らから携帯電話2台を押収。送受信先も合わせて、4人のメール50本以上のやりとりを再現した。メールがやりとりされていたのは昨年の3~6月で、三月場所と五月場所の時期だったという。 メールには、「○○から星を借りているよね」「あいつには貸しで、こいつには借りだよな」「じゃあ、あいつとの星で精算しよう」と、勝ち星のやりとりを打ち合わせしているようなやりとりがあった。 警察側で大相撲の結果を調べたところ、実際に、そのやりとり通り、勝敗が決まっていたという。 また、「俺の口座は○○銀行の○○だ」と勝ち星の売買金の振