7日午前3時5分頃、大阪市西区九条の路上で、近くのマッサージ店従業員の男性(61)が乗用車をとめて休んでいたところ、開けていた窓から2人組の男がのぞき込み、「マネー、マネー」「ブラジル人こわいよ。殺すよ」などと脅された。 男性が「金はない」と言うと、男らは車のドアを開け、鉄パイプや石のようなもので男性の顔などを数回殴り、携帯電話を奪って逃げた。男性は顔の骨を折るなど重傷。 府警西署は強盗致傷容疑で捜査。発表によると、2人組はいずれも30歳代前半くらいで、1メートル60〜70、黒のTシャツを着て、白いマスクをしていた。2人は暴行中、滑らかな日本語で会話することもあったといい、同署は、外国人を装った犯行とみて調べている。