どんなに偏差値が低くても、大学には行ったほうがいいのか。学歴研究家の「じゅそうけん」こと伊藤滉一郎さんが、新著『京大思考』(宝島社新書)を出した神戸学院大学の鈴木洋仁准教授に聞いた――。 「BF大学」は本当に必要なのか (前編から続く) いわゆる「Fランク大学」とは、大手予備校の偏差値が35未満の大学、または「ボーダーフリー大学(BF大学)」と呼ばれる大学を指す。つまり、基本的に名前を書けば誰でも入れる大学のことだ。 授業は中学・高校で習ったことの復習から始まり、テストでは基礎的な語句の穴埋めテストや算数の計算問題といった義務教育のおさらいをさせている学校も少なくないという。 少子化が進んでいるにもかかわらず、こうした大学は近年みるみる数を増やしている。文部科学省の「学校基本調査」によると、1990年時点では507校だった四年制大学は、2025年現在ではなんと813校にまで数を増やした。

