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  • 河北新報 東北のニュース/街路樹の虫に恐々 苦情10年で倍増 仙台・泉区役所

    街路樹の虫に恐々 苦情10年で倍増 仙台・泉区役所 泉区紫山地区の街路樹に付いていたアブラムシ かつて虫の駆除要請があった地区で見回りをする泉区職員=仙台市泉区高森3丁目 多くの街路樹を抱える仙台市泉区役所が、夏を前に住民から寄せられる虫の駆除要請に戦々恐々としている。街路樹に付く虫の多くは「不快害虫」で素手で触れなければ害はない。それでも、「緑は好きでも虫は嫌い」という住民の苦情は増える一方で、手間や費用が増大している。 <触れなければ無害>  泉区公園課には例年5月から「街路樹に虫がいる」「(虫の)分泌物が落ちてくる」といった苦情が寄せられる。年間50件前後。初夏にピークを迎え、昨年は6月が19件、7月が13件、10月まで毎月数件ずつ続いた。  見つかる虫の多くはアブラムシのほか、アメリカシロヒトリやイラガなどガの幼虫。見た目は不快だが、触れなければ人体には無害だ。  問題は処理の手間

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