「皆さん、私はかろうじて生きております」そんな書き出しではじまる長文のメッセージが、高市総理が代表を務める「自由民主党奈良県第二選挙区支部」の青年局メンバーのグループラインに送られてきたのは、7月3日の朝のことだった。送り主は、渦中の高市総理秘書である――。 国会では与野党対立による空転が続く、異常事態となっている。混迷した背景にあるのが、高市総理の公設第一秘書・木下剛志氏が関与した「サナエトークン」問題や、いわゆる「誹謗中傷動画」問題である。 「国会での追及を嫌がる高市総理は『秘書の陳述書を国会に提出し、それをもって答弁に代えさせてほしい』と述べた。事実上の“答弁拒否”に、国会軽視との批判が高まり、野党は姿勢を硬化。党首討論のほか、予算委員会での集中審議の開催を求めてきましたが、高市総理は一貫して後ろ向きの姿勢をとってきた。野党はこれに反発し、委員会や本会議への出席を拒否する事態に発展し

