半導体関連株が雪崩が起きるように売られている。その象徴がキオクシアホールディングスだ。 【画像を見る】キオクシアの株価推移。上場来最高値からわずか一カ月で70%弱下落(出所:TradingView) キオクシアの株は7月29日、一時前日比15%安の3万7650円まで売りこまれ、終値は3万8380円となった。6月22日につけた上場来高値11万2700円から、わずか1カ月ほどで7割弱を失ったことになる。 この間、株価は7月17日と28日の2度にわたってストップ安になった。ほんの1カ月前、同社の時価総額は60兆円の大台に乗せ、トヨタ自動車を抜いて国内トップに立っていたのにもかかわらずだ。 しかし、これが「AIバブル崩壊の始まり」と一言で片づけるのは早計だ。 今回の値動きは、キオクシア固有の悪材料、世界的なメモリ株売り、そして需給要因という3つの力が重なって効いてきたことにある。 引き金はたった3

