Tweet 『イヴの時間』『サカサマのパテマ』などで海外からも注目を集めている気鋭の吉浦康裕監督による、新作オリジナルアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』(2021年10月29日公開)。Blu-ray&DVDが7月27日に発売となる。吉浦康裕監督と共同脚本の大河内一楼さんに、「AI」と「歌」という類を見ない組み合わせが生まれた経緯や、シオンとサトミの関係性、二人を取り囲む個性豊かなキャラクターたちが見せる青春群像劇についてなど、多岐にわたって話を伺った。(※1 インタビューは映画本編のネタバレを含みますので、ご注意ください。※2 本記事は、劇場公開時に公開されたインタビューです。)) 「人間を幸せにしようとするロボット」というお話が、僕は好きなんです ──『アイの歌声を聴かせて』は「AI」と「歌」という取り合わせがとてもユニークです。この意外な取り合わせは、どうやって生まれたのでしょ