「DRMを回避して動画や音声データをコピー/変換する」といわれると、一瞬「怪しいソフトか?」と思ってしまうかもしれないが、もちろんここで紹介するからには、そんなことはない。「Tunebite」は、プレイヤーで再生された音楽や動画をそのまま取り込み、エンコードして保存するという仕組みを使って、保護されたデータを記録する。たとえどんな形式でも、最終的にパソコンのサウンドカードやビデオカードで再生される時点では、暗号化されていない「生データ」となる。例えば、サウンドカードのレベルでこのデータを取り込めば、完全に「合法」なデータ取り込みが行われるはずだ。 もちろん、アプリケーションやプレイヤーによっては、そう簡単には再生データを取り込めないものもある。しかし、プレイヤーからはサウンドカードにしか見えない「仮想的なドライバ」を用意してやれば、ほとんどのデータは取り込めるはず。なぜなら、プレイヤーから