オーディションでジャニー喜多川氏と対面した 自分の詳しい分野が社会問題になると、こんなにも社会の歪み、報道のいい加減さ、世間の危うさ……といったものがくっきりと見えてくるものなのだということを日々実感している。 筆者は、小学生のときにジャニーズのタレントに憧れ、今もファンを続けている。2009年には“ジャニオタ男子”として初めてメディアに登場し、2019年には『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)という書籍を執筆している。 2004年にはジャニーズJr.のオーディションを受けたこともあり、その日はジャニー喜多川氏と対面を果たした。 ジャニーズのタレントになるという夢を叶えることはできなかったが、その後も彼らを人生の指針とし、ジャニーズのエンターテインメントを浴び続けてきた。 先に断言しておけば、ジャニー喜多川氏の性加害に関しては巨悪だと強く認識している。オーディションを受けた当日に被害にあ
![ジャニーズタレントが好きな私も「加害者」なのか…喜多川氏とも対面したジャニオタ男子がいま考えること 性加害は絶対に肯定できないが、タレントは応援したい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a9c93f749d8a80875cd0b9a70b24fb8a0462b0ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2Fd%2F1200wm%2Fimg_bdf2dfad062c1abe95611705775e3c4a1019514.jpg)