陸羽西線が2022年のゴールデンウィーク明けから、2年以上の長期運休に入ります。道路トンネルの工事による危険を避けるためです。利用者の少ないローカル線の長期運休と聞くと将来が心配になりますが、大丈夫でしょうか。 道路トンネル工事で JR東日本は、2022年5月14日から、陸羽西線全線において全列車を約2年間にわたり運休すると発表しました。同線古口~高屋間のトンネル直下に交差する形で、高屋道路の高屋トンネル(仮称)を掘削することが決まり、その工事期間中の安全を図るためです。 高屋道路は、高規格道路の「新庄酒田道路」の一部です。新庄酒田道路は国道47号線のバイパスで、すでに新庄古口道路や余目酒田道路など一部区間で供用が開始されています。全線開通すれば新庄~酒田間約50kmが高規格道路でつながります。 画像:国土交通省東北地方整備局報道発表 3mの距離で交差 高屋道路は戸沢村古口付近のバイパスの