Unix の基本的考え方のひとつに「フィルタとして振る舞う」というものがあります。標準入力から入力をして何らかの処理を行い、標準出力に出力を行うように設計されているコマンドを フィルタ と呼びます。フィルタ・コマンドそれ自身は単純な機能しか持っていませんが、これを | (バーティカルバー)で結びつけることでフィルタを部品のように扱い、大きな機能をもったコマンドとして機能させることが出来ます。 (例)

Unix の基本的考え方のひとつに「フィルタとして振る舞う」というものがあります。標準入力から入力をして何らかの処理を行い、標準出力に出力を行うように設計されているコマンドを フィルタ と呼びます。フィルタ・コマンドそれ自身は単純な機能しか持っていませんが、これを | (バーティカルバー)で結びつけることでフィルタを部品のように扱い、大きな機能をもったコマンドとして機能させることが出来ます。 (例)
すこし記事が長いため、簡単なアウトラインを書いておきます。要点だけ掴みたい場合は、最終項の「まとめ」を読むのがいいかもしれません。 コマンドライン引数の一般的な解析手法 それぞれの特徴 〜 getopt と getopts の違い getopts(メリット・デメリット) getopt(メリット・デメリット) 自前で解析しちゃう(唯一のデメリット) まとめ ============================= コマンドライン引数を処理する一般的な手法として、 getopts getopt shift などで自力で解析 といった具合に、上から順に考えつくかと思います。getopt(3) は UNIX において、コマンドの引数を処理する一般的な C 言語のライブラリ関数です。それを用いて実装されたコマンドが getopt(1) です。Bourne シェル系だと内部関数になりますが、同系統の
最新の類似投稿としてシェルスクリプトのコーディングルール2014も併せてどうぞ。 2014/10/09追記 ぼくがシェルスクリプトを書くときに気にしていること、過去の失敗で書き留めたことを忘れないために。 1. グローバル変数は大文字 PATH や HOME など、環境変数が大文字なので、エクスポートする変数を大文字で書くという習慣は一般的であるような気がしますが、エクスポートする変数を抱えるシェルスクリプトを作成する機会が稀なので。 グローバル変数は大文字 ローカル変数は小文字 エクスポートする変数も大文字 関数内からグローバル変数にアクセスする場合がありますが、やはり区別していると、可読性が増すような気がするのでお勧めです。 2. awk を知る Unix 上にて文書処理をするときに、数多くのフィルタコマンド(grep、cut、tr、head、sort、uniq、sed、awk、wc、
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