共通インターフェースAPI ソース1のプログラムはOOXML形式のファイルだけを扱うのであれば問題ありませんが、既存のOLE2形式のファイルも同時にサポート可能にしたい場合には対応できません。そこで、そのような要望に応えるためにPOI3.5から共通インターフェースを提供する「org.apache.poi.ss.usermodel」パッケージ(以降SSパッケージ)が導入されています。 SSパッケージにはXSSFとHSSFの共通のインターフェースが定義されており、SSパッケージのインターフェース群を利用することで、HSSFかXSSFを明示的に指定することなくUsermodel APIを利用できます。 前回紹介しましたサンプルプログラム「TimesheetDemoクラス」から一部抜粋したソースで確認してみましょう。 public static void main(String[] args) t