ステップの実装方式は「chunk」と「batchlet」の2種類 ジョブを構成するステップについては、各ステップの処理内容を開発者自身がコーディングする。ステップの実装方法には、「chunk方式」と「batchlet方式」の2つがある。 chunk方式による実装 chunk方式では、「ItemReader(データの読み込み)」、「ItemProcessor(データの処理)」、「ItemWriter(データの書き込み)」のそれぞれに対して処理を記述していく。ItemReaderとItemProcessorによるデータの読み込みと処理を複数回(デフォルトでは10回)繰り返した後、ItemWriterを呼び出して処理結果を書き込み、チェック・ポイント情報を書き出したうえでコミットが行われる。このように、複数のデータを"固まり"として処理するためchunk方式と呼ばれている。 チェック・ポイント情