帯津良一(おびつ・りょういち)/帯津三敬病院名誉院長 楊名時先生を太極拳の師と仰ぐ。写真は東京都中央区での太極拳教室 (c)朝日新聞社 関連記事
大学生になった娘は小さな失敗や予想外のことに弱く、過干渉に育ててしまったことを悔やむ48歳の母親。今後、娘にどう接すればいいか悩む相談者に、鴻上尚史が教示したのは「子供がちゃんと間違えるチャンス」の与え方。
「そこで重要となるのが、デフォルトモードネットワークを活性化させることです」 これは前出の(3)ぼんやりと考える部分のこと。デフォルトモードネットワークは聞き慣れない言葉だが、21世紀の脳科学の最大の発見の一つだという。 従来の脳科学では、脳は、何もしないでぼんやりしている時は活動していないと考えられてきた。しかし実は「ぼーっと」している最中、脳は決して活動をやめているわけではなく、内側前頭前野や後部帯状回など、脳内の複数の離れた領域が、同期・協調して働いてネットワークでつながり、活性化していることがわかった。デフォルトモードネットワークを稼働させることで、ひらめきやアイデアが浮かびやすくなり、(2)の熟考機能がフォローされ、記憶力が鍛えられたり、脳の老化が抑えられたりという効果もあるという。 奥村医師はデフォルトモードネットワークを「我に返る脳機能」と呼ぶが、この時、脳は活動時の15倍も
帯津良一(おびつ・りょういち)/帯津三敬病院名誉院長この記事の写真をすべて見る 西洋医学は “体”を、東洋医学は “気”を重視する。※写真はイメージです (GettyImages) 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回のテーマは「東洋医学について」。 * * * 【生命場】ポイント (1)西洋医学に対し東洋医学はより本質的な医学 (2)ただ東洋医学は客観性と再現性に難がある (3)将来、東洋医学は本来の医学として花開く 西洋医学と東洋医学は同じ医学でありながら、大きく違っています。 西洋医学は、まずは“体”に目を向けます。ですから医学部の学生にとって解剖実習はとても大事なのです。臓器を切り分けて、それぞれの部分の役割
この記事の写真をすべて見る いま英語業界で話題の教師がいるという。独自の人材教育・育成のための英語学習Eラーニングシステムを開発し、自身はTOEIC990点満点、TOEFL120点満点という輝かしい実績を持つ山内勇樹さんだ。高校時代にバスケットボールで全国大会に出場し、卒業後は単身渡米し、偏差値30からUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に進学した。いまでは日本全国に300人近い生徒を抱え、語学教育・留学サポートを行う「Sapiens Sapiens」の代表取締役でもある。業界内でもその名は知られ、「英語の先生が教えを請う英語教師」として話題になっているという。その山内さんに自身の生い立ちや英語学習のコツ、今後の目標などについて聞いた。 【写真】海外ドラマで全編英語での演技に挑んだアイドルといえば * * * ――いきなりですが、どうすれば英語を話せるようになりますか? その質
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書があるこの記事の写真をすべて見る 人を許す寛大さを持ちたい (GettyImages) 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回のテーマは「許すということ」。 * * * 【ポイント】 (1)怒りを感じたら許すことで対応する (2)許す相手は他人だけでなく自分も (3)ナイス・エイジングにとってとても大事 ナイス・エイジングにとっての大敵は、怒ることです。 怒りに
コロナ・ショックが家計を直撃したら… (週刊朝日2020年5月8-15日号より)この記事の写真をすべて見る 子どもがいたり、仕事がなくなったりしたら… (週刊朝日2020年5月8-15日号より) 千葉県に住む高橋文子さん(仮名)の生活が一変したのは、3月下旬だった。同居する息子が海外で体調を崩し、帰国後にPCR検査を受けると陽性であることが発覚。県内で入院できる病院はすでになく、自宅で看病することになった。 【「コロナ・ショックでもらえるお金」をもっと見る】 それからは苦悩の日々だ。家族や近所へ感染させないように息子を個室に隔離し、家の中をくり返しアルコール消毒。気持ちは張り詰め、「とくに最初の1週間は眠れなかった」。 金銭面の負担も増えた。新型コロナは感染症法が定める「指定感染症」で、本来は検査や入院でかかる費用は公費で賄われる。しかし、高橋さんのケースは自宅療養なので自己負担が多い。息
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